秋葉原日記 (ライブラリ)

計画停電

 このたびの大震災では、電気、ガス、水道、鉄道、道路などといったライフラインもずたずたに破壊された。被災地への支援が急がれるところだ。
 また、東京電力の福島原子力発電所の被災事故により電力供給量が大幅な減少となった。
 このため、東電では「計画停電」という従来になかった処置に踏み切り、14日から実施された。
 計画停電とは、関東(山梨県、静岡県の一部を含む)を5つのグループに分け、グループごとにあらかじめ定められた数時間を停電させるというもの。順番に停電させていくから輪番停電とも呼ばれている。
 ただ、自分の地域がどのグループに属するのか判然としなかったり、実施サイクルが毎日変わるし、実施時間も直前にならなければわからないなどということもあって、大きな混乱をもたらしている。
 また、この計画停電によって最も大きな影響を受けているのが鉄道で、JR、私鉄ともに首都圏の鉄道は軒並み運休となったり、運転されても間引き運転だったり、運転される時間帯が毎日変更となったりなどと大混乱となっている。
 この影響で、通勤通学が困難となっているし、経済活動への影響も計り知れないものとなってきている。
 JR秋葉原駅は、14日は、山手線は間引きされながらも運転は再開されていたが、京浜東北線は半運休の状態だったし、総武線は全面運休となっていて、総武線ホームはがらんとして無人の状態だった。
 首都圏の電車は昨日15日に至っても改善された運転状況はわずかで相変わらず混乱が続いている。東電では4月末まで計画停電を続けるとしているが、このままでは日本経済がいずれ麻痺してくるのではないか、そのようにも懸念される事態となっている。

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(人影もない秋葉原駅総武線ホーム=14日午前8時頃)

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