秋葉原日記 (ライブラリ)

アイ・ミーブまつり

 「世界に広がるアイ・ミーブまつり」と題する電気自動車の展示会が東京・田町の三菱自動車本社ショールームで開かれている。
 これは電気自動車で先行する三菱が行っている拡販キャンペーンで、会場には三菱の「アイ・ミーブ」(i‐MiEV=4人乗りの軽自動車)をはじめ、アイ・ミーブをベースにした光岡自動車の「雷駆」(5人乗りの普通自動車)、三菱がOEM供給しているプジョーやシトロエンを加え各社の電気自動車がそろって展示されていた。
 アイ・ミーブは軽自動車並みの車体だが、これが電気自動車の特徴なのか、実際に乗車してみると、車内の座席まわりは軽自動車よりもやや広いように感じられた。
 また、会場に掲示されていた諸元によると、1回のフル充電で走行できる距離は150キロメートルとあり、価格は398万円(現在は補助金の交付制度があって購入者の負担額は284万円)とのこと。
 電気自動車に対する関心はなかなか高いのか、会場は若いサラリーマンを中心にまずまずのにぎわい。
 電気自動車がエコであり騒音も少なく環境にすぐれていることは最大の特徴。また、エネルギー費用が大幅に抑えられることもメリット。
 実際、1キロ走行で電気代が1円程度といい、これがガソリン代ならば15円程度になるからその差は歴然。
 また、エンジンや変速機などがないから車内空間を広くとることができるのも電気自動車ならでは。
 これに対し問題は走行距離。フル充電で150キロということだが、これでは遠出には向かないのではないか。
 係員の説明によると、あくまでも軽自動車としての設定なので、日常生活では十分であろうと。
 また、充電時間についても、家庭用の100ボルトなら14時間、200ボルトで7時間だが、急速充電なら20‐30分で80%充電が可能とのことだった。
 ただ、これには充電スタンドの設置などインフラの整備が鍵を握ることとなりそうだ。
 さらに、価格の高いのも難点で、環境を重視しつつとはいいながらエネルギーコストを勘案してどのように評価するかということだろう。

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