秋葉原日記 (ライブラリ)

センリョウ

 向かいのお宅の庭にセンリョウが実をつけている。
 センリョウの実は、朱色で、直径数ミリとビーズ玉ほどの大きさ。葉から数十粒を一塊りにして実らせている。センリョウの木は背丈1メートル程度。葉はやや厚くごわごわしている。
 センリョウは、暮れから1月2月にかけて冬の間、赤い実をつけているから、花の少ないこの時期、名前もいいから正月の縁起物として好まれるし、庭木のみならず生け花にも重宝されている。
 同じこの時期、同じように赤い実をつけているものにマンリョウがあって、やはり同じく縁起物として好まれている。
 センリョウとマンリョウは容易には見分けがつかないほど似ているが、センリョウが実を葉から上向きに突き出すようにつけているのに対し、マンリョウの実は葉から垂れ下がるようについている。
 センリョウとマンリョウは種類が違っていて、センリョウはセンリョウ科の常緑小低木、マンリョウはヤブコブシ科の常緑小低木に属し、どちらも関東より西の温暖な地方に育っているということである。
 なお、センリョウともマンリョウともに似たような赤い実をつける樹木として、ナンテンがあるが、これは比較的高木だから間違えることはない。
 ナンテンも、難を転ずるといって好まれているようだ。

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