秋葉原で昨日の日曜日から歩行者天国が復活した。
秋葉原の歩行者天国は、2008年6月の無差別殺傷事件を契機に中止されていたもので、2年7カ月ぶりの復活となった。また、当時、路上の過激なパフォーマンスなど歩行者を巻き込んだ眉をひそめる行為が頻発していたこともあって再開に慎重だった。
この日復活した歩行者天国は、秋葉原駅電気街の中央を抜ける中央通りで行われた。神田寄りが万世橋交差点から、御徒町寄りが末広町交差点までの区間で、およそ500メートルほどか。
無差別殺傷事件の現場である中央通りと神田明神下通りの交差点付近、歩行者天国開始時間の午後1時なると、期せずして拍手が起こった。待ちかねていた人も多かったのだろう。
それにしてもすごい人だ。6車線の広い通りがあっという間に人の波でいっぱいになった。
上空を取材のヘリコプターが数台舞っている。テレビの中継車が繰り出してきている。おびただしいほどの数に上るカメラの放列。
久しぶりに華やいだような秋葉原だが、にぎわいはますます大きくなっていることは確実であり、これからはより幅広い人々に親しまれる秋葉原となるよう願ってやまないところだ。
(秋葉原風景70=復活した歩行者天国。無差別殺傷事件現場付近で)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)