秋葉原日記 (ライブラリ)

MARUZEN & ジュンク堂書店梅田店

 昨日は大阪へ出張だった。雪の影響で交通機関が乱れたが、幸い自分は大きな影響は免れた。大阪もとても寒かった。今年はどこへ行っても寒いのだろう。
 大阪では梅田のMARUZEN & ジュンク堂書店に立ち寄った。昨年の暮れにオープンしたばかりで、国内最大の売り場面積という触れ込みに誘われ、どんな店か興味があった。
 梅田は、JR大阪駅のほか阪急、阪神の梅田駅があって大阪最大の大ターミナルであり、大阪きっての大繁華街を擁している。
 この梅田から中津寄りに徒歩5分ほどの茶屋町にくだんの書店はあった。チャスカ茶屋町という複合ビルに店舗はあって、阪急の茶屋町口からならすぐのところである。
 書店は地下1階から7階までを占有していて、2階文庫・新書・文芸、3階地図・旅行・実用、4階PC・社会、5階芸術・社会、6階洋書・医学・理工などと配分されている。
 各フロアにはおびただしいほどの棚が配置されていて壮観だ。ただ、フロアの中心部分が、おそらく高層階用のエレベータのためと思われる壁で遮れていて、フロア全体の見通しはよくない。その分、各棚には分野を示す掲示が目立つように施されていて利便性に対応していた。
 品揃えということでは、充実していたのはコミック類、実用書などで、逆に、文芸書などは物足りなかったが、これはこの書店の立地環境にもよるのだろう。溶接関係は6階理工書フロアの金属分野のコーナーに配置されていたが、産報出版の書籍がずらりそろっていた。
 レファレンスは各フロアに置かれたコンピュータ端末がメインで、係員による対応は各フロア1人ぐらいしかいないし、それもまだ経験が浅いせいか、なかなか要領を得なかった。ただ、丸善もジュンク堂もレファレンスについては定評のある書店であり、いずれ経験が深まるにつれて充実してくるのだろう。
 なお、驚いたのはレジカウンターが1階にしかないこと。すべてのフロアを調べたわけではないし、探していた本が見つからなかったから実際にレジの必要性もなかったのだが、レジには気がつかなかった。 建物は安藤忠雄の設計というだけあって外観も内部もなかなか個性的で、内部は1階から7階までの吹き抜けがあって明るく開放的だった。
 各フロアにはいすが適宜置かれているし、ゆったりとした気分で本を選ぶことができることはうれしい。
 ところで、MARUZEN & ジュンク堂書店は、ともに大日本印刷の傘下に入っている丸善とジュンク堂が手を組んで開発している大型書店で、梅田店は渋谷店、広島店に次ぐ3店舗目。
 とくにこの梅田店は、売り場面積2060坪(約6800平方メートル)、蔵書数も200万冊と日本最大規模とのこと。
 八重洲ブックセンター、新宿紀伊国屋、神保町三省堂などとともに日本最大級ということになるが、デパートや家電量販店なども大型店舗が相次いでいる時代、書店もその趨勢に組み込まれてきた様相だが、さて、この先、規模の拡大はどこまでエスカレートするものやら。

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(梅田店のフロア)  

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