秋葉原日記 (ライブラリ)

UAEの展示会事情

 このたびの中東出張では、各地で展示場施設も視察した。
 UAE(アラブ首長国連邦)では、まずドバイでドバイインターナショナルコンベンション&エキシビションセンターを見た。展示会や会議など多目的使用が可能なコンプレックス(複合施設)で、1979年の開業。展示面積は61,000平方メートル。これは幕張メッセほどの大きさ。
 ドバイは、金融から物流、観光による立国を目指しているから、展示会に対する力の入れ方も並々のもではなく、新空港の隣接地に新しい展示場施設の建設を進めていて、こちらは展示面積12万平方メートルという巨大さ。日本最大の東京ビッグサイト8万平方メートルの1.5倍もある。2010年の完成を目指している。
 ドバイでは、展示会の主催は大半が施設自身だということで、昨年は108件の展示会を開催したが、会場が足りない状態だということだった。コンピュータ、不動産、旅行関係の展示会が多いとのこと。
 UAEではもう一つ首都アブダビのADNEC(アブダビナショナルエキシビションセンター)。
 アブダビは、町自体もドバイとは違って緑の多い落ち着いた良さがあるのだが、この展示場もすばらしいものだった。
 5千から8千くらいまで12のパビリオンがあって総展示面積は89,000平方メートルといい、なるほど大きい。会議室も大小18あるし、レイアウトもよくできていて使い勝手が良さそうだった。
 施設は駐車場やホテルも含め全般にまだ建設途次という様子だったが、完成すればすばらしいコンベンション施設となるものもと察せられた。
 UAEの観光客は年間700万人ほどだという。人口が450万人程度だから観光客の多さがわかる。日本が800万人をやっと超したばかりだから、その比較でもUAEは多い。それも今後ますます拡大していこうということだったが、政策が集中的に進められるから、実現には時間はかからないだろうと思われる。
 日本はビジットジャパンキャンペーンを展開中で、来日観光客数で2010年1千万人突破を目標に掲げているが、どうかするとこれはUAEに抜かれるのではないか。

ADNEC.jpg
(アブダビのADNEC)
 

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