秋葉原日記 (ライブラリ)

馬場信『秋葉原日記』

 小欄に書き綴ってきたコラムが単行本になった。
 もとよりこの日記は、当SANPO WEBのオリジナルコンテンツとして掲載してきたものだし、しかも、駄文を書き散らしてきただけのこと、これ以上恥をさらすこともないのだが、WEB生まれの出版も今後の一つの方向だろうということであえて上梓した。
 昨年6月1日から小欄は始まったのだが、本書ではこの1年分を収録した。ただ、紙幅の都合で全部を採用できず一部割愛した。
 新書版300ページ。
 改めて読み返してみて、何とも勝手気ままに書き綴ってきたものだと今更ながらに痛感する。まあ、発行日だけは守って欠かさず書き続けてきたからそれだけは良しということにしよう。
 親しくしている人からは「汽車にばかり乗っているようだが仕事はいつしているのか」などと揶揄もされているのだが、本書を読むと我ながら確かに出張が多い。旅にもよく出ている。まるで旅枕に執筆を重ねていたようだ。
 題名の秋葉原はもとより小社が秋葉原にあるからだが、小欄でたびたび書き込んでいる秋葉原風景は、そこに暮らしているものの体臭がいささかなりとも醸し出されてはいないだろうか。
 激しい変化を皮膚で感じているこの秋葉原からこれからも日々の徒然を書き綴っていきたいと思う。
(産報出版刊)

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