秋葉原日記 (ライブラリ)

万惣

 万惣は、神田須田町交差点の直ぐそばにある老舗の果物店。
 創業は江戸時代末期の1846年(弘化3年)というからもう何と160年を超す歴史を誇っていて、1905年(明治38年)には日本で初めてマスクメロンを販売しているいるほか、1910年(明治43年)に果物業界で宮内庁御用達となっている。
 ただ、値段もなかなかよくて、この時期、ブドウが1房箱入り10500円、マンゴーが2個箱入りで13650円だから庶民にはなかなか手が出ない。
 また、万惣は果物店としてのほか、フルーツパーラーやフランス料理店も人気が高く、ジャムやコンフィンツ(果物のシロップ漬け)なども評判の商品だ。
 本店2階がフルーツパーラーになっていて女子社員を誘って出掛けた。
 フルーツパフェ、白桃フルーツパフェ、トロピカルフルーツパフェ、ホットケーキを注文して、ちょっとずつ分け合っていただいたのだが、いずれも美味だった。また、見た目にもきれいなものだった。
 とくに、トロピカルフルーツパフェはマンゴーやブドウ、ラズベリー、オレンジ、グレープフルーツ、ナタデココ、バナナ、キウイ、フラボワーズなどと色とりどりのフルーツで盛られていて楽しくなるものだった。
 また、ホットケーキはここ万惣の名物で、70年焼き続けたというその味は、表面がパリッと焼かれていてなかなか風合いのあるものだった。

manso.jpg
(秋葉原風景31=万惣本店)

バックナンバーへ

お勧めの書籍