秋葉原日記 (ライブラリ)

シンガポール再訪

 昨日19日火曜日夕方シンガポールに着いた。今週いっぱいシンガポールのコンベンション事情と溶接事情を視察する。
 シンガポールに前回来たのはいつだっただろうか。随分と久しぶりで10数年ぶりだろう。もっと頻繁に訪れていていいはずだが、なぜか機会がなかった。
 その理由を考えていてふと気がついた。ここにはウエルディングショーがないのだ。前回来たのもウエルディングショーがあったからで、あのときのウエルディングショーがこの国で開かれた最初の溶接展示会だった。もっとも、あのときも工作機械展に併設された大変小さい規模なものだったが、以来、本格的な溶接に関する展示会は開かれていない。
 しかし、現在のシンガポールのアジアにおけるビジネスハブとしての位置付けを考えるとこれは不思議で、早晩、ウエルディングショーが開かれておかしくないだろう。それは地元に溶接に関する大きな市場があるかないかということとは関係ないということになるだろう。シンガポールという国はその立地からしてそういうことなのだろう。
 それにしてもシンガポールの近年の経済成長はめざましく、昨年07年も7.7%という高い成長率を維持しているし、同じく昨年は1人あたりのGDPではついに日本を追い越した。日本が、失われた10年、などといっているうちにこんなことになってしまった。
 天然資源を持たない都市国家ながら、高い教育水準などを背景にIT産業など知識集約型国家建設が成功した事例だろう。
 チャンギ国際空港から都心のホテルまで車で約20分。
 道すがら沿道を見ていたが、緑が豊かだし、手入れが行き届いているし、なるほど大変美しい。これはガーデンシティの名に恥じない。
 目抜き通りのオーチャード通りは相変わらずにぎやかだし、高層ビルが林立する金融センターは風格さえ漂っていて、ここがアジアの都市とは思われないほどだ。シンガポールの象徴であるマーライオンもいつになく堂々として見える。
 夕方に着いてわずか数時間しか経っていないのだが、清潔ではつらつとした元気が感じられる。こういう町は世界でもなかなかないことだ。

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(マーライオンと背景は金融センターの高層ビル群) 

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