秋葉原日記 (ライブラリ)

ノウゼンカズラ

 夏も暑くなると道すがらよく見かける。
 ラッパ形をした橙色の花が特徴で、枝一杯に咲いている。
 枝は蔓性で、垣根や木の枝に絡まって伸びている。
 樹木自体も丈夫で何の手入れもしなくても茂っていくし、花も暑さにも強いらしく次々と鮮やかな花を咲かせて楽しませてくれる。
 ただ、花はぽたぽたと落ちやすく、木のまわりは朱をまいたように染まる。
 この花は、中国原産ということだが、平安時代にはもう日本に入っていたように随分となじみ深いものだが、夏の暑い盛りに咲くこの花が好きだという人もいれば、花がぽとんと落ちるところからあでやかさにも哀れを感じる人もいるかもしれない。

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