秋葉原日記 (ライブラリ)

駅そば

 鉄道で旅をしていると、乗り継ぎの待ち合わせ時間などを利用し駅そばを食べることが結構多い。
 汽車に乗っていても腹は空くもので、とくに、長時間の乗車となる場合など、次はいつ食べられるかという、ある種の恐怖感みたいなものもあって、ついついホームで立ち食いのそば屋があると食べてしまう。
 随分とたくさん鉄道の旅はしているから、駅そばも全国各地で食べている。
 もちろん、おいしいところ、まずいところとあるわけだが、概して始発駅や大きな乗り換え駅などはおいしいそばを食べさせてくれるようだ。
 印象に残っているところでは、東北本線の小牛田駅、根室本線の釧路駅、そばではなくてうどんだが予讃本線の高松駅、新幹線では名古屋駅のきしめんなどか。
 季節ではやはり真冬で、ホームでモウモウと湯気の立っているのを見かけたら、多少は腹がくるしくともつい手が出てしまう。
 写真は、常磐線我孫子駅1・2番線下りホームにある立ち食いそば屋「弥生軒」で、ここのそばもおいしい。
 このそば屋では、放浪の画家山下清がかつて働いていたことがあるらしく、店内には「ぼくがはたらいていた弥生軒のおそばおいしいよ 山下清」という看板が掲げてある。

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