秋葉原日記 (ライブラリ)

鬼怒川温泉

 昨日から出張で鬼怒川温泉に来ている。
 鬼怒川には、新宿から特急スペーシアきぬがわ3号に乗ってきた。
 従来、鬼怒川には浅草から東武鉄道を利用したものだが、昨年3月にJRの新宿、池袋、大宮を経由し東武鉄道の鬼怒川温泉までを直通運転する路線が開業、これによって東京西部はもとより神奈川、埼玉からのアクセスを向上させている。
 自分もこの新宿発の列車は初めての乗車だっただけにどういうものか楽しみだった。
 新宿からは埼京線でまずは大宮へ向かい、東北線の栗橋でJRから東武鉄道に乗り入れ、下今市などを経て鬼怒川温泉に至った。
 具体的には、新宿10時35分発の列車は、11時21分頃栗橋でJR線と東武線の間に設けられた待避線で旅客扱いを行わない運転停車をし、乗務員の交代を行ったあとJR線から東武線への乗り入れを行っていた。
 あいにくの小雨模様の中、沿線の風景は見慣れたものばかりだったが、新宿から鬼怒川に直通できるなどということは少し前までは考えられなかったことで、この頃はJRもいろんな路線を開拓していると関心もしたのだった。12時38時鬼怒川温泉着。
 なお、約2時間、140キロの旅程は、実は浅草から来た場合とほとんど同様のキロ数、所要時間である。
 鬼怒川温泉はもとより東京の「奥座敷」と呼ばれる関東を代表する温泉地。栃木県日光市に所在する。
 ただ、熱海などと同様近年の大型温泉地の不振のなかで、ここ鬼怒川温泉も例外ではなく、とくにここは団体客を中心に呼び込んできた歴史もあって、その分凋落も激しかったようだ。
 鬼怒川温泉を訪れるのは数年ぶり数回目のことだが、平日の、しかも梅雨時のことではあったのだが、乗ってきた列車はまずまずのにぎわいで、新宿発の新路線は成功しているように見受けられた。
 もっとも、駅前で乗ったタクシーの運転手の話によれば、鬼怒川に客はまだまだ戻ってきていない、ということだった。

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(新宿駅で発車を待つ鬼怒川温泉行き特急スペーシア号)

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