秋葉原日記 (ライブラリ)

副都心線

 東京メトロの地下鉄副都心線に開業初日の14日土曜日早速乗った。
 池袋、新宿、渋谷と三大副都心を縦断する新線とあって前評判も上々で、開業日のこの3駅はいずれも大変なにぎわいだった。
 副都心線は、和光市―渋谷間を結ぶ全線20.2キロ、駅数16の路線。ただ、このうち和光市―池袋間はすでに有楽町線として開業しているものの共用で、新規開業部分は池袋―渋谷間8.9キロである。なお、和光市で東武東上線、小竹向原で西武池袋線とそれぞれ相互直通運転をしているほか、2012年には渋谷で東急東横線も乗り入れることとなっている。
 始発駅の埼玉県和光市駅。午前11時頃だったが、ホームでは鉄道ファンらしきカメラを持った人々が大勢見られた。
 上りホームは4番線が東上線専用で、3番線が有楽町線と副都心線の共用となっていて、東京メトロや東武鉄道、西武鉄道の車両が入り乱れて入ってくる。
 このうち人気は当然のことながら東京メトロの10000系新型車両で、ブラウンのラインカラーも目新しい。編成は10両と8両があるようだった。
 和光市駅は地上駅だが、発車してまもなく地下に入った。
 途中、小竹向原で西武線からの直通列車が隣に入線してきた。
 ここからは全駅にホームドアが設置されていて、ワンマン運転となっている。
 約18分で池袋。見ていると、ここで下車したのが約半分。残りの半分の乗客はそのまま乗って行った。新宿あるいは渋谷へ直通するのだろう。
 池袋を出るとここからはまったくの新線部分。雑司が谷、西早稲田、東新宿と続いて新宿三丁目。ここで乗客の大半が降りた。
 新宿三丁目を出ると北参道、明治神宮前と続いて終点渋谷。池袋から8駅、所要17分である。
 なお、この路線では急行列車の運転も設定されていて、途中停車駅は小竹向原、池袋、新宿三丁目のみとなっている。
 池袋、新宿、渋谷と3駅いずれでも下車し地上に出てみたが、休日の大繁華街だし、快晴でもあったし、これに開業人気も重なって3副都心ともにごった返すほどの人出だった。
 このうち、駅やホームとしてもっともにぎわっていたのは渋谷で、大変な混雑ぶりだった。また、地下鉄駅としても渋谷が最も規模が大きいようだった。これは始発終着の起点駅だからであろう。
 また、新宿三丁目は池袋や渋谷とは違ってJR駅との接続駅ではないものの、地上すぐ上が伊勢丹デパートということもあって街としてのにぎわいは新宿が勝っていたように感じられた。
 3副都心はいずれもいかに我が街に客を呼び込むか、デパート戦争に代表される熾烈な競争下にすでにあるようだったが、人の流れがどのように変わるのか、今後の展開が注目されるところだった。

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(和光市駅を発車した副都心線渋谷行10000系列車)
  

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