秋葉原日記 (ライブラリ)

タイサンボク

 春にはそれこそ百花繚乱だったのに、この頃では木に咲く花もめっきり少なくなった。
 花をつけていたときには、木の名前もわかっていたのに、今では葉をいっぱいに繁らせてはいるものの、にわかには判別しにくいものも多い。
 そんな中、大きな花をつけていたのがこのタイサンボク(泰山木)。近所の公園で咲いていた。
 大きな木で、花はその上の方の枝に咲いているから、うっかりすると気が付かないで通り過ぎてしまうおそれがある。
 先週にはつぼみも小さかったのだが、一昨日には花が咲き始めて、ちょうどメロンぐらいの形をした三分咲きほどだったものが、一日経った昨日には満開となっていた。
 花弁は肉厚で、咲き開いてしまうよりはつぼみから咲きかけあたりが一番形がいい。
 何かモクレンと似ているなと思っていたが、調べてみると、モクレンと同じ種類なそうで、北アメリカ原産だということである。梅雨時に花をつけるとあり、130年ほど前に日本に持ち込まれたものらしい。
 葉も肉厚でごわごわしていて、シャクナゲに似ていると感じていたら、これも調べてわかったことだが、シャクナゲにも近い種類のようだ。
 なお、香りもいいらしいが、見上げるほどに高いところに咲いているから、臭いは降りてこなくてわからない。

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