秋葉原日記 (ライブラリ)

面倒見のよい人

 日本鋼管OB中田充則さんが亡くなった。享年77歳だった。2日に通夜、3日に告別式がそれぞれ京急メモリアル久里浜斎場で執り行われた。
 中田さんは面倒見のよい人で、随分とお世話になった。
 『溶接ニュース』と『溶接技術』を定期購読いただいていたが、毎号隅々まで読まれていたようで、紙誌面批評などたくさんのご感想をいただいていて、それはまるで監修委員や査読委員のような熱心さだった。それだけ両紙誌を愛読されていたのだと思うし、それほど溶接を愛していたのだとも言える。
 中田さんは、今年の賀詞交歓会には出席されずご連絡も遠のいていて、どうしたものかと心配していた矢先の訃報だった。
 中田さんからは昨年11月26日消印の手紙をいただいていて、これが最後となった。
 それは、自分が11月3日に達成した日本全国全鉄道全線完乗を祝ってくれる文面だったが、封筒には「珍しい1並びの切符がありましたのでお届け致します」とあって、1.11.1付京急久里浜駅の硬券入場券が同封されていた。
 また、これより前、2003年7月に自分がJR全線踏破を達成した折には、お祝いに日本鋼管が作成したオレンジカードを送って下さった。
 このカードは、NKK日本鋼管とJNR日本国有鉄道のロゴが入っているものだが、JNRはいまはないし、NKKとしてもこれが最後のロゴマークだったらしい。
 鉄路が一直線に伸びている背景写真は、北海道の根室本線と思われる。

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(中田さんから贈られた入場券とオレンジカード)

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