秋葉原日記 (ライブラリ)

おおさか東線

 国際ウエルディングショーのため1週間大阪にいたが、滞在中はホテルとその真向かいにあるインテックス大阪の間を往復するだけであまり勝手もできなかったけれども、期間中、時間を盗んで「おおさか東線」に乗ってきた。
 おおさか東線は、3月15日に開業したばかりの新線で、片町線の放出(はなてん=大阪市鶴見区)と関西本線の久宝寺(きゅうほうじ=八尾市)を結ぶ路線で、9.2キロ、7駅、15分の区間である。JR西日本としては東西線以来11年ぶりの新線開業。
 この線は、大阪外環状線として建設が進められてきたもので、最終的には放出から延伸されて新大阪に至る計画となっていて、2012年の全線開業をめざしている。 
 元来この線は、片町線の貨物支線である城東貨物線を改良し旅客線化したものだが、全線が開通すると、JR東海道本線から地下鉄御堂筋線、阪急千里線・京都線、京阪本線、JR片町線、地下鉄中央線、近鉄奈良線・大阪線に相互に連絡しながらJR関西本線に至ることとなり、大阪東部地域を縦断しているから、放射状に都心部に乗り入れている各路線の旅客集中を緩和する効果が期待されている。
 自分は、放出駅から乗車したが、ホームは上下線ともに片町線との共用で、久宝寺方面は3番線から発車し、隣4番線からは片町線の四条畷方面行き列車がひっきりなしに発着している。
 列車は8両編成、車両は桜井線や和歌山線からの転用あるいは共用のようで黄緑色している。
 路線は、東大阪の密集した市街地を高架で抜けていて格別の風情はない。
 途中、高井田中央で地下鉄中央線、JR河内永和で近鉄奈良線、JR俊徳道で近鉄大阪線と連絡した。
 大きな貨物ターミナルへのアプローチだなあと感じていたらそこが終着の久宝寺駅で、ここも関西本線と共用ホームで、2番線に到着した。所要約15分。隣の1番線では王寺方面への列車が発着している。
 新線だが、貨物線からの転換だし、放出、久宝寺両駅ともに従来駅そのままの利用だから、ことさらに新線開業といった華やいだ雰囲気は感じられないが、しかし、この新線は実力があって、開業早々1日67本もの運転本数だし、久宝寺から都心の北新地を経て尼崎への直通運転もあって、大阪東南部から阪神方面へ一気に抜ける便利線でもある。

oosakahigashisen.jpg
(放出駅ホームに停車中のおおさか東線列車)

バックナンバーへ

お勧めの書籍