秋葉原日記 (ライブラリ)

祝優勝!山口裕子選手

 6日日曜日まで静岡県葛城ゴルフ倶楽部で展開されていた女子プロゴルフツアー公式戦4戦目ヤマハレディースオープン葛城で山口裕子選手が優勝した。
 山口選手は、この大会では初日から首位を守り、最終日こそ77と大崩したものの、難コース葛城に追い上げる福島ら各選手が伸び悩んでもいて逃げ切った。
 山口選手は32歳、プロ9年目。ツアー優勝は7年ぶり。涙の2勝目だった。プロ入り2年目で早くも1勝をあげたものの、その後は女神はほほえむことがなく、今年も、これまでの3戦、最終日を4位、2位、4位と好位置で迎えながらも、最終日は崩れて優勝には手が届いていなかった。
 実は、山口さんとは、昨年5月、あるトーナメントのプロアマで一緒にラウンドしたことがあって、以来、陰ながら応援もしていたのだった。
 プロアマとは、トーナメントの前日、主催者がゲストを招待して出場プロと一緒にプレーさせるイベントで、主催者にしてみれば顧客に対するおもてなしだし、プロにしてもファンサービスの一環でもある。
 そのプロアマにおける山口さんは、実にさっぱりした気性らしく、とくにゲストにおもねることもなく、かといってゲストに心遣いもしながらたんたんとプレーしていた。というのも、本戦を明日に控え、プロにしてみればこれは重要な練習ラウンドでもあるわけだからだ。
 このプロアマで山口さんはバーディーを6つも取ったのだが、プロというのは、トーナメントの本戦でもなければ、この程度の実力を出すのはいとも簡単なことなんだなということを実感もし、それだけに本番の緊張感というものの厳しさも察せられたのだった。
 その山口さんに、「私とまわった人はげんがよくてその後優勝するんですよ」と話したら怪訝な顔をしていた。
 というのも、前年のプロアマで一緒にまわった人もその後初優勝をしていたからで、山口さんにも運を分けてあげたかったのだった。
 もっとも、これは山口さんには失礼な話で、山口さんほどのトッププロにしてみれば、そんなことで優勝できるほどプロの世界は甘くもないし、今度の優勝が実力そのものの結果であることは歴然としていた。
 それにしても、テレビのスポーツ中継を見ていて、これほどはらはらどきどきしたこともなかったのだった。

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(優勝した山口裕子選手=ヤマハの公式ホームページから引用)
   

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