秋葉原日記 (ライブラリ)

日溶工OB絵画展

 京橋の東京近代美術クラブで開かれている会場を訪ねた。
 正式には「藍の会展」といい、日鉄溶接工業OBの絵画愛好家たちによるグループ展である。
 ここ数年来毎年開かれていて今年が7回目。会場には、会員10名の作品29点が展示されていた。
 メンバーは、在籍時代には営業や工場や技術などと職場は違っていたが、OBとなって絵画好きの仲間が寄り集まってグループができたのだという。メンバーの最高齢は86歳というからそれもすばらしいことだ。
 メンバーとしては、毎年展覧会が開かれることによって、創作の励みとなっているもののようだ。
 また、この展覧会がサロンとなって、メンバー同士の交流ばかりではなくて、かつての社員の交流の場ともなっているようだった。
 会場を訪れると、メンバーは自分にとっても旧知の人たちが多く、また、集まってくるOBの人たちとも旧交を温めることができるし、歓談の輪が広まってうれしいものだった。
 作品は油彩が中心で、愛好家の作品だから巧拙はあるが、しかしいずれもなかなか力作揃いだ。玄人はだしといってよいものもある。また、メンバーの技量は一様に年々向上しているように見えた。

ainokaiten.jpg

バックナンバーへ

お勧めの書籍