秋葉原日記 (ライブラリ)

昭和通り

 昭和通りとは、港区の新橋交差点から北上し台東区の三ノ輪に至る道路の通称道路名で、正式には都道316号と一部が国道4号に属している。
 昭和通りは、関東大震災の復興事業として建設された道路で、当時東京市長だった後藤新平が計画を推進した。もっとも、後藤の原案では道幅を108メートルとするものだったが、当時の常識からは広すぎて受け入れられなかったようだ。現在は片側3車線あって東京では道幅の広い方だが、今日の慢性的な渋滞を考えると、後藤の先見性の卓越していることがわかる。1928年の完成である。
 秋葉原は昭和通りでやや北部寄りに位置し、通りはJR秋葉原駅の浅草橋寄りを抜けている。
 上部に首都高速1号上野線、地下を地下鉄日比谷線がそれぞれ走っている。昭和通りと首都高をまたいでJR総武線の高架がある。
 雑多な秋葉原の中でも昭和通り側は交通量も多く一層雑然としていて、電気街寄りがいち早く再開発が進んでいるのに対し、相変わらず多種多様な雑居ビルが軒を連ねている。

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(秋葉原風景20=秋葉原駅付近の昭和通り) 

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