2016/06/06

早くも初夏の花

 梅雨入り前なのに、季節の進みが早いのか、初夏の花が咲いている。
 ヤマボウシの白い花。遠目にはハナミズキにそっくりで、春に咲く花なのにおかしいなと戸惑う。それもそのはず、ヤマボウシはミズキ科。ハナミズキがアメリカからやってきた当初はアメリカヤマボウシとも呼ばれたらしい。
 ただし、花に見えるのは花弁ではなくて、総包片というものらしく、4枚になっている。花は中心にある小さいものらしい。
 9月に赤い実をつけるし、紅葉もきれいだから、花、果実、紅葉と三度も楽しめる。そういえば、やったことはないが、秋になると葉も甘いらしい。
 クチナシも白い花。ヤマボウシが高木であるのに対しクチナシは低木。とにかく香りがよくてうっとりする。学名にジャスミンのようなとあるくらいだが、私にはジャスミンというよりも甘いフロートのように感じる。
 秋から冬にかけて赤黄色の実をつけるが、これは食品などの着色料に使われていて、我が家でも正月にきんとんに使って黄色を鮮やかにしている。
 甘い香りといえばタイサンボク(泰山木)の花もそう。ただし、この木は高木で、しかも花は高いところにつけるから、なかなか直接嗅ぐ機会は少ないかもしれない。
 お椀のような形をした白い大きな花で、モクレンに似ているが、それもそのはずモクレン科だということである。花弁も葉も肉厚である。
 私は、海外では上海でよく見かけるが、そもそもはアメリカから渡来したということである。

  


写真1 ハナミズキそっくりなヤマボウシの白い花。


写真2 甘い香りを振りまくクチナシの白い花。


写真3 タイサンボクの白い花。大きな花だが香りがとてもよい。

お勧めの書籍