2016/06/03

この頃の京都の印象

 今週は京都に出張で、わずかな時間だったが都心を少しぶらついた。
 京都はとても暑くて日中は30度を超していた。東京よりも7度ほども高かったから堪えた。
 何度も訪れているところではあるが、四条通から歩きはじめた。京都随一の繁華街だけに大変賑わっている。
 脇道に入ってみた。初めは堺町通り。メインストリートを少しはずれただけで小さな商店が蝟集している通りとなった。これが京都。
 ほどなく錦市場にぶつかった。京の台所といわれるだけあって、この東西に連なるアーケードのかかった狭い通りに食料品店などが軒を並べている。
 この通りをあちこちでつまみ食いをしながら冷やかして歩くのも楽しいもので、外国人も似たようなことをやっている。
 魚屋には早くもハモ(鱧)が出ていた。夏の盛りのものかと思っていたが、そうでもないらしい。また、ぐじ(甘鯛)やサバ(鯖)のへしこなどと関東とは違う呼び名の魚が多くて面白い。
 ほかに漬け物屋や佃煮やなどもつまみ食いができるから楽しい。
 途中、惣菜の店に寿司があって、もちろん押し寿司だが、鱧と鯖を購入した。とくに鱧は珍しくて、焼いたものを押し寿司にしたものらしい。
 錦市場を西に向かうと直ぐ隣が高倉通り。これを北上して三条通に出たらイノダコーヒーがあった。私の好きな喫茶店で迷わず入った。
 円形のカウンター席が好みで、この席では店員がコーヒーを入れているのが間近に観察できる。大きなポットにしゃもじで湯を注いでいるのが独特の風景となっている。
 プレミアムというブレンドをいただいたが、随分と濃いものだった。

 


写真1 珍しい魚が並ぶ錦市場の魚屋。


写真2 イノダコーヒーの店内。


写真3 鱧(左)と鯖の押し寿司。

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