2016/05/18

神田川紀行:むつみ橋から清水橋まで

 むつみ橋は幅は広いが歩行者専用の橋。橋上から見ると、川の流れを調整するためかU字構が掘られ、流れは狭くなっている。ほんの数メートルしかないのではないか。ここを鯉が悠々と泳いでいた。両岸とも住居表示は杉並区高井戸である。
 河床には鮮やかな黄色の花が咲いている。それは数百メートルにも渡っていて、杉並区が植えたものであろうか。菖蒲のようで、調べてわかったが、黄菖蒲と呼ぶらしい。
 次があかね橋。2車線の車道両側に歩道ついている。この辺り一帯は杉並区だが、それにしてもひらがな名の橋の名前が多い。
続いて高砂橋。ここから上流に向けて左岸が車道+歩道、右岸は歩行者道路となった。
 続いて月見橋。富士見通りが渡っており、京王井の頭線の富士見ヶ丘駅の駅前である。小さな駅で、小さな商店街だった。
 橋のたもとにハナミズキの木があって、これが淡黄色の葉を茂らせていて実に美しい。我が家の近所ではもう少し濃い緑色だから同じハナミズキでも随分と違うものだと感心した。
 里程標があって、ナンバー44とあった。源まで2.8キロとある。ついにこの神田川遡上の旅も残すところ3キロを切ったこととなった。
 次に出てきたのが名無し橋。親柱はないし、通りがかりの人に聞いても橋の名前は誰もわからないという。京王線富士見ヶ丘検車区に渡るための専用の橋で、このため、通称を京王橋と呼んでいるようだが、神田川140橋にはカウントしないようだ。また、左岸はしばらく検車区が続き歩道もあるが、右岸側に道路はなかった。
 この検車区は次の清水橋まで続いていて、塀越しに京王線の車両が見えた。
 それにしても、神田川には同じ橋の名前が多くて、むつみ橋は同じ杉並区内で下流側の浜田山辺にもあったし、月見橋も中野区内にもあった。

 


写真1 河床の黄菖蒲が美しい。あかね橋から見たところ。


写真2 富士見ヶ丘駅前にあり富士見通りが渡る月見橋。


写真3 通称京王橋から清水橋まで続く京王線富士見ヶ丘検車区。対岸の丘の上から撮影した。

お勧めの書籍