2016/05/17

神田川紀行:あづまばしから錦橋まで

 環八が渡っている佃橋を出て再び神田川を遡上する。佃橋までは満開の桜の下を歩いてきたが、ゴールデンウィークも終わっていつしか季節は一気に初夏の様相。
 佃橋の上流側右岸に水が勢いよく吐き出されている土管があって、これは玉川上水と神田川を結ぶ水路らしい。神田川清流復活事業といって神田川を清流にするために下水処理を施して放流されているようだ。
 佃橋からわずか数十メートルであずまばし。橋名にひらがなは珍しくないが、橋までひらがなというのはまったく初めて。あづま橋としている資料が大半だが、親柱は4本ともあづまばしとなっていた。あるいは勘違いだったかもしれない。長さは約8メートル、幅が約4メートル。橋は斜めに架かっている。なお、この橋は河口から数えてちょうど120橋目にあたる。振り返れば杉並清掃工場の大煙突と京王井の頭線高井戸駅のホームが見えた。
 続いて百数十メートルでやなぎ橋。こちらは、神田川河口にかかる柳橋との混同を避けて命名されたものであろう。2車線の車道両側に歩道がついている。両岸が歩行者道路で住宅街を抜けている。岸辺に植栽が豊かで、丁寧に名札が下がっているので樹木名がわかってとてもありがたい。
 里程標の石柱が右岸に立っていて、ここはナンバー42とあり、ナンバーの数から見て河口から数えてきたものであろうか。→すみだがわ21.0キロ、←みなもと3.5キロとあった。
 次が錦橋。名前は立派だが、幅1メートルほどの小さな橋。


写真1 佃橋の上流右岸下にある玉川上水の吐け口。水路が1本川の中に通っている。


写真2 やなぎ橋付近で振り返れば杉並清掃工の大煙突と京王井の頭線高井戸駅のホーム。見えている橋はあづまばし。


写真3 やなぎ橋と錦橋の間に立つ神田川里程標。ナンバー42とある。河口から21キロである。

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