2016/04/26

春たけなわ

 春爛漫とはいつ頃を指すのであろうか。桜が咲き始めると春爛漫と遣いたくなるが、春爛漫とは花が咲き誇る頃という意味なら、今のこの時期こそが春爛漫らしいと言えるのかもしれない。それに、春には初めという意味合いもあるし、桜が咲く季節はまだまだ肌寒くもある。言葉遣いとして正しいか、字義に合っているかどうかはともかく、春たけなわ、あるいは陽春とか暖春とか当てたいような気分だ。
 様々な花が色とりどりに咲いている。この頃は陽気もいいし春爛漫と言うにふさわしい。
 ハナミズキが一斉に咲いている。私はこの白やピンクの花を見ると春も暖かくなったと感じる。桜ではまだまだ肌寒いからであろう。この木は日本から桜を贈った返礼にアメリカから贈られたことはよく知られるエピソードだが、ともに春に咲く花、いい樹木を送ってくれたものだと思う。
 一斉に咲いているということではツツジもそうだ。5月になってからの花のように思っていたが、年々早まっているのではないか。ツツジも種類が多いようだが、私には一々の名前まではわからない。なお、サツキはもう少ししないと咲かない。
 ライラックを近所の公園で見つけた。なかなか珍しい。紫色の花が房になって垂れていて、近づくと香水のような強い香りを感じる。木がまったく違うから間違えることはないが、遠目には藤の花と勘違いしかねない。
 ボタン(牡丹)があでやかな花を咲かせている。白や赤紫などと見かけたが、花に光沢があり、大輪でいかにも豪華。花はシャクヤク(芍薬)に似ているが、シャクヤクはもう少し遅れて咲くはず。それに、ボタンは木に咲くから見分けがつく。
 シャクナゲの花も豪華。これも白やピンクなどとあるが、牡丹の花びらが薄くひらひらしているの対しまとまって房のようになっている。ボタンの花が3日程度しか持たないのに比べ花の持ちが断然いい。


写真1 樹影が美しいハナミズキ。


写真2 一面に咲き誇るツツジ。


写真3 シャクナゲは豪華な花。

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