2016/03/29

ループ化した札幌市電

 北海道新幹線一番列車で新函館北斗に到着後はそのまま特急スーパー北斗に乗り継ぎ札幌まで足を伸ばした。札幌到着は14時41分だった。朝6時32分に東京を出て乗り継ぎ時間も含め約8時間で札幌までたどり着いたことになる。
 札幌では、ループ化(環状化)した札幌市電に乗るのが楽しみだった。
 札幌の市電は西4丁目とすすきの間の一つの路線だけが運転されてきた。西4丁目とすすきのの停留場(札幌市電独特の呼び方)はともに駅前通りに接していた。路線はカタカナのコの字の形をしていた。
 駅前通りの部分が口を開けていたわけだが、このたび、この駅前通りに新たに軌道を敷き、西4丁目とすすきの間を結んだもので、これによってロの字となりループ化が完成した。また、西4丁目とすすきのの間に新たに狸小路という停留場を設けた。開業は昨年2015年12月20日。
 札幌市電では、反時計回りを内回り、時計回りを外回りと呼んでいる。西4丁目の停留場は、外回りはそのままだが、内回りは駅前通りに移動していた。
 この西4丁目から内回り電車に乗ってみた。まったく新しい電停で、なかなかしゃれていて、屋根があるし、一部がガラスで覆われている。雨にはもちろん、風の強い日などにもありがたいだろう。札幌を南北に貫くメインストリーである駅前通りにふさわしい景観だ。
 行き先表示には「内回り 循環」とある。途中に中央区役所などという停留場もあって、どうやら都心部をぐるっと回っているようだ。夕方だったが、途中、乗降を繰り返し、終始満員だった。また、地下鉄との乗り継ぎ停留場も7カ所もあって、利便性は高いようだ。なお、指定の停留場で乗り継ぎの場合は乗り継ぎ運賃となって割引となるようだ。
 しばらくしてすすきの。かつては終点だったが、ここで駅前通りに大きく左折した。さすがに札幌きっての繁華街とあって乗降客も多い。外国人乗客の姿は見えなかった。
 電車は駅前通りを北上する。この通りは道幅の広い通りだったから、片側3車線の両端を軌道に当てていた。
 これも繁華である狸小路を経て再び西4丁目到着。この間、停留場数24。15時28分に出発して16時22分に到着したから、ほぼ一周1時間というところ。
 なお、西4丁目、狸小路、すすきのの駅前通りに面した3カ所はモダンな停留場となったが、そのほかは従来のままだった。いわゆる道の中央に小さな島を設けているものだが、新しい停留場は歩道に接していて(すすきのを除く)安全上も便利上も極めて有効だ。車両にも、低床の新型車両が投入されたようだが、これには1時間乗っていて一度もすれ違わなかった。


写真1 西4丁目に停車中の電車。内回り/循環と表示されている。


写真2 すすきの停留場で乗降中の外回り電車。


写真3 新しい電停。屋根があり、一部がガラスで覆われていてしゃれている。狸小路で。 

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