2016/03/18

しまなみ海道

 先日の今治出張では、帰途は、しまなみ海道をバスで通って尾道に出た。
 今治そのものはともかく愛媛県にはたびたび訪れているものの、往復いずれにしても交通機関は航空機あるいは鉄道によることばかりで、バスは初めてのこと。
 また、本州四国連絡橋には、明石‐鳴門ルート、児島‐坂出ルート、尾道‐今治ルートの三つがあるが、尾道‐今治ルート自体もその利用は初めてだった。
 しまなみ海道とは、尾道‐今治ルートの愛称で、広島県尾道市と愛媛県今治市とを結ぶ全長約60キロの自動車専用道路。
 2月27日土曜日今治桟橋、8時50分発尾道駅前行き。おのみちバスの運行。土曜日だし混むのかと思ったら、乗客はわずかに4人だった。料金は全線2,250円とあった。
 なお、しまなみ海道は自転車歩行者専用道も併設されているが、このバスは自転車の持ち込みも可能となっていて、車内には自転車置き場のスペースが確保されてあった。この日は自転車を持ち込んだ人はいなかったが、天候がよければさぞかし気持ちがいいのだろうと思われた。
 バスは、今治駅前を経由してすぐに自動車専用道に入り、少しして左に来島ドックの林立するクレーンが見え、来島海峡大橋へとかかる。なお、来島海峡大橋とは、今治側から来島海峡第三大橋、同第二大橋、同第一大橋の総称で、三つの長大橋梁で構成された世界初の3連吊り橋で、全長4105メートル。
 初めの停留所が馬島で、3連橋を渡りきると大島。次いで伯方大島大橋で伯方島に入り、大三島橋で大三島に渡った。続いて多々羅大橋を渡ると生口島。ここにパーキングエリアがあった。生口島を出ると生口橋を渡りいよいよ因島。
 ところで、これらの橋は構造上は多くが吊り橋であった。吊り橋は長大橋には最適だからで、ほかには、大三島橋がアーチ橋、多々羅大橋と生口島橋が斜張橋で、様々な構造の橋が連続してみられるというのもしまなみ海道の楽しみか。
 この日はまずまず気候もよく、見晴らしもよく気持ちがよい。瀬戸内海が美しい。海は全般にないでいるが、ところどころで速い流れも見える。とにかく瀬戸内海というのは実に島が多いのだということに気づかされる。
 この間、大島、伯方島、上浦、大三島、瀬戸田と停留所があった。実は、このバスは尾道駅前に直行するので当初はそのまま終点まで乗っているつもりだったのだが、今治桟橋の停留所で一緒になった老人が、といっても自分よりは若そうだったが、尾道まで行くなら途中で降りてみたらいい、それも因島がよいというので、その通りにして因島大橋で途中下車した。
 この停留所は因島大橋の付け根のあり、ちょうどサービスエリアにもなっている。次のバスまでちょうど1時間あり、付近を散策した。
自転車歩行者道が橋桁の右側に取り付けてあり、その中まで歩いて行ったら、橋脚の向こう側に灯台が見えた。因島と向島との間の海上を照らしているもののようだった。灯台好きには堪えられないとても美しい風景で感動した。
 因島大橋を出ると向島(むかいしま)で尾道大橋を渡って尾道市内とへと入った。
 


写真1 橋が連続するしまなみ海道。来島海峡大橋を渡っている。


写真2 広島県側に入った因島大橋。吊り橋の長大橋である。


写真3 因島大橋の因島側足下に建つ灯台。対岸は向島。

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