2016/03/14

熱戦の都大会

 土曜日12日は江東区大島の産学協同センターで第56回東京都溶接協会主催溶接技術競技会が開催された。
 溶接は、様々な技能職種の中でもコンクールの盛んな職種。県単位そしてその頂点としての全国単位のコンクールがあるし、中にはボイラなどと業種単位というものもあるし、それらを支える意味で企業単位のコンクールも行われている。また、溶接には様々な溶接方法があるから、アーク溶接や半自動溶接のみならずティグ溶接あるいはろう付とか極めて専門性の高いコンクールがあり、競技種目が設定されている。
 この背景には、溶接が技能職種として高い技術力が要求されていて、とくに溶接士においては技術力の向上に普段の鍛錬が必要となるという事情があり、怠れば次第に技量は落ちていく。
 幸いというか、溶接は難しくも面白い技術。そこにはおのずと向上心が求められるし、挑戦する魅力があるということになる。
 そこで、溶接コンクールに出て切磋琢磨しようとの機運が溶接職種にはみなぎっていて伝統となっている。
 向上心には年齢はなく、この日のコンクールにも実に19歳の若者から68歳の大ベテランが参加していた。中心は20代後半から30代、40代だったであろうか。また、女性の参加も紅一点ながらあってとても豊かな変化が見られた。
 この日のコンクールでは、競技課題も熟知されたものだし、練習も十分に積んできているはず。
 ということは接戦になるということ。800点満点で1点2点の差が大きく響くこととなり、その意味での緊張感が大変。
 何しろ、このコンクールで優勝すれば東京都のナンバーワンということになるが、それ以上に参加選手たちが目指すのは、東京都の代表となって全国大会に駒を進めること。
 最終的には全国大会を制覇し日本一に輝くことだが、東京都の代表枠はたったの1名。この日も当然のように熱戦となっていた。


写真1 熱戦が展開された競技会場の模様。


写真2 日頃の技量を平常心で発揮できるかどうかがポイント。

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