2016/02/22

神田川紀行:方南第一橋から和泉橋まで

 神田川を遡上する神田川紀行。環七が渡る方南橋から再び歩きはじめる。なお、方南橋は源流から9キロの地点に相当する。
 環七を横断してすぐ橋の左岸たもとに東京都建設局の神田川取水施設がある。地上にも巨大なタンクが設置されているが、実はここは神田川環状七号線地下調節池の取水施設で、建設計画全体では道路下約40メートルのところに延長4.5キロ、内径12.5メートルのトンネルを設置することになっていて、このうち2.0キロ分が完成し、神田川流域の洪水を貯留する役割を担っている。貯水量は約24万立方メートルと途方もない。この取水施設を対岸にみながら右岸を少し遡ると取水口が大きく口を開けているのが見て取れる。神田川はかつて氾濫の多い川だったことがうかがい知れる。
 このあたり両岸は歩行者道路となっていて、散歩をしている人の姿も多い。川は浅く澄んでいて川底がはっきり見える。
 次が方南第一橋で、方南橋の上流約200メートルほどのところにあたる。小さな橋だが立派な親柱が立っている。大きな鯉が数十匹悠々と泳いでいる。
 S字カーブのように川が蛇行していてほどなく弁天橋に至る。ここでは川に傾斜がつけられていて流れも速いから澄んでいる。
 続いて和泉橋。当社産報佐久間ビルがたもとに建ち昭和通りが渡る和泉橋とは同名だが、まるで趣きが違っていて、こちらは住宅街の中とあって閑静である。住居表示は両岸ともに和泉とあった。

  


写真1 方南橋から少し遡ったところにある神田川環状七号線地下調節池の取水口。


写真2 方南第一橋をすぎると川がS字に蛇行している。


写真3 和泉橋。こちらは両岸ともに杉並区和泉とある。

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