2016/02/10

機械・工具実践型セミナー

 「機械・工具実践型セミナー」という講習会が昨日9日、東京・芝の機械工具会館で開催された。主催産報出版。
 機械工具商や溶材商、金物商、レンタル業者などの営業マンが対象で、対面型営業が必須とされる機械・工具といった商材について「提案のかんどころ」をレクチャーするという内容になっていた。
 取り上げられた商材は、電動工具、コンプレッサ、板金用レーザ加工機、鉄骨用加工機、クレーン・ホイストで、それぞれについてメーカーの講師が各商材の基礎知識から提案のかんどころを具体的に解説していた。
 日頃は流通で激しい競争を展開している営業マンたちだが、新しい商材の情報や最近のトレンド、営業展開のヒントなどについて真剣に受講している姿が目立った。
 なお、溶材商は溶接材料、溶接機器・ロボット、高圧ガスが専門で、また、機械工具商は工場の設備機器から工具類に至るまで幅広い商品を取り扱っていて、それぞれに得意なテリトリーを守っているのだが、機械工具類は各専門商社においても取り込みたい分野であり、それだけに競争も激しいのが実情。
 5件が行われた講演の中で、例えば、「板金用レーザ加工機の基礎と提案のかんどころ」では、トップメーカーである三菱電機の金岡優主管技師長が「レーザ加工機の提案型営業に知っておきたい裏ワザ加工方法」との副題で、レーザ加工の種類や特徴など基礎を一通り述べたあと、レーザ加工の訴求例をタレパンとの比較など具体的に例示していて参加者にはわかりやすいレクチャーとなっていた。
 この中で金岡主管技師長は、レーザ効果の訴求例として、プレス成形品切断においては、レーザ加工を併用することによって金型数を削減できるとし、その効果は金型費用の40%減にも上ると述べてレーザ加工の効果を指摘していた。


写真1 真剣な聴講が目立ったセミナーの模様。

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