2016/01/21

神田川紀行:睦橋から方南橋まで

 方南通りが渡る栄橋の次の睦橋から角田橋、神田橋、向田橋と小さな橋が数十メートル間隔で続く。栄橋から向田橋までは両岸ともに中野区である。
 次のたつみ橋からは両岸が杉並区となり、水源が近づく三鷹市までしばらく続く。
 なお、向田橋の先からたつみ橋に至るまで大きく右にカーブしている。
 上水橋に至ると、流れが緩やかになっていて、水路の掘り下げもなくなった。この橋の近所に通称釜寺と呼ばれている珍しいお寺があるというので寄った。
 東運寺といい、創建が戦国時代に遡るというなかなかの古刹で、なるほど、本堂の屋根に釜が乗っている。由来は複雑そうだが、安寿と厨子王の身代り地蔵尊をこの地に奉じたところから釜を置いたもののようだ。
 また、このお寺の山門は、浅野内匠頭が切腹した田村右京太夫邸の脇門だったとのこと。なかなか種々経緯があり興味深いものだった。
 上水橋からすぐ上流が方南橋。ここで環七通りが渡っている。神田川に架かる橋だから橋長は短いが、環七が渡るので橋の幅は6車線もあって広い。交通量もめっぽう多い。ただし、親柱ははなはだ粗末なものであった。

 


写真1 向田橋上から上流を望む。川が大きく右にカーブしている。


写真2 上水橋の近所にある釜寺。なるほど本堂の屋根に釜が乗っている。


写真3 環七が渡る方南橋。橋長は短いが橋幅は広く交通量も多い。

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