2015/12/09

神田川紀行:せせらぎ橋から大東橋まで

 久しぶりの神田川紀行。何時しか冬に入っていて風が冷たい。
 神田川を遡上してきて、前回までに新堀橋まで達していた。それで、次のせせらぎ橋からまた歩きはじめた。幸い、ここから両岸が遊歩道になっていてそぞろ歩くに楽しい。
 私の神田川遡上紀行は、必ず橋を渡ってみることと、周辺に特記されるようなものがあれば、川の沿道を多少はずれても訪ねるようにして歩いている。だから、ひたすら歩いているのと違って結構時間がかかる。多い日には6時間ほどもかける。それで渡れる橋は20ほど。ただ、神田川に架かる橋はこのあたりまで来ると川幅もさほどないから橋も短く、往復しても難儀ではない。橋はやはり両岸から眺めてみたいもの。
 さて、せせらぎ橋である。歩行者専用の橋で小さい。橋の上から川面をのぞくと、水が澄んでいてしかも川は浅いようだ。せいぜい10数センチほどか。せせらぎの音が聞こえる。それでこの名が付いたかどうかはわからないが。上流を見ると大きく左にカーブしているのがわかる。
 右岸(上流に向かって左側の岸)を歩いて行ったら里程標があった。ナンバー19とあり、下流側が隅田川まで9.5キロ、上流側には源まで15.1キロとあった。
 次が久保前橋で、左岸のたもとに落合水再生センターなる下水道局の施設があった。なお、右岸はここまでが新宿区内で、左岸は新宿区が続く。
 小滝橋(おたきはし)。なお、橋の呼び名は「〇〇はし」となっていて、どうやらすべて「△△ばし」とは濁らないようだ。ここから右岸が中野区に変わった。
 久しぶりの大きな橋で、早稻田通りが渡っている。車道に歩道が付いている。親柱がたいそう立派なものだった。この橋のすぐそばが小滝橋交差点で、早稻田通りと小滝橋が交差している。また、近くには都バスの大きな車庫がある。
 この橋から右岸上流に向けて神田上水公園が川沿いに伸びている。続いて亀齢橋(きれいはし)。このあたりは住宅街だが、ジョギングしたりウォーキングしたりしている人の姿が多い。とくに女性が目立つ。
 次に出てきたのが南小滝橋。神田川は西から流れてきているはず。南とはおかしい。しかし、せせらぎ橋のところで川の流れは左に大きくカーブしていたから、いつしか川も南下していたもののようだ。ここまで来たらしきりに電車の通過する音がする。駅が近いのかもしれない。
 少しして里程標があった。ナンバー21。この標柱には方角も記されていて、それによると、このあたり、神田川は南西から北東に向けて流れているようだ。
 大東橋まで来て中央線の電車が通過する姿が桜の樹影のあいだからかすかに見えた


写真1 せせらぎ橋上から見た神田川上流。ここから流れは左に大きくカーブしている。


写真2 このあたり両岸は遊歩道になっている。


写真3 小滝橋。早稻田通りが渡っている。小滝橋交差点があり、小滝橋通りと交差している。

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