2015/09/08

札幌雑感

 先週は札幌に出張だった。溶接学会の秋季全国大会があったためで、2日から4日まで3日間滞在した。
 この間、ホテルと会場の北海道科学大学を往復していただけで市内観光もしていないのだが、札幌の印象を一つ二つ。
 札幌はたびたび訪れていてこのたびも2年ぶり。それで感じたこと。
 札幌は明るい。滞在中天候は必ずしもよくなかったのだが、街は明るかったし、とてもよく賑わっていた。市街中心は高層ビルが林立し、建設中の大型ビルも少なくない。地元の人は必ずしも景気はよくないというが、表面だけを見るとそうでもないようだ。中国の人や外国からの観光客も多い。
 街を歩いていて感心したのは、若い女性も含め街ゆく人々の足が速い。だからだろうが、いわゆるスマートフォンのながら歩きというのが少ない。市民運動にでもなっているのだろうか、そう思わせるほどに徹底している。これは好ましい。東京では、道を譲るのが面倒でわざとぶつかってくるのではないかとあきれるほどに、スマートフォンを見ながらだらだらと歩いている姿が目につくから、札幌は気持ちがいい。この一点だけでも札幌が羨ましくなった。
 札幌は早くも初秋という感じ。雨が降ると朝夕など肌寒いくらい。日中の最高気温も20度を下回っていた日もあった。ただ、この時期の札幌はすっきりとした青空とさわやかな気候という印象が強いが、今年は雨が多くてやや異常のように思われた。もっともこれは全国的なことで札幌に限ったことではないが。
 札幌の楽しみの一つは食。昼食3回のうち2回はラーメンをいただいた。今回はラーメン横丁に出向く時間的余裕はなかったが、札幌のラーメンは味噌味がおいしいように思う。ただ、解せなかったのはメニューに豚骨風味が増えたことで、これでは九州と変わらないわけで、札幌らしさが薄まったようでいかがなものかと思われた。
 また、2回の夕食ではいずれも居酒屋に入った。肴のおいしいのはもとよりで、毛ガニやホッケの焼き魚に、イカや貝類の刺身をいただいた。ジャガイモも旬だが、蒸かしたものに塩辛を載せたものが出てきたが、同席の人たちはおいしいと言って喜んでいた。私は塩分を控えているので敬遠したが。
 日本酒も地酒に随分とおいしいものがあった。米がおいしくなったし、醸造技術も向上したものであろう。少し前まで北海道の地酒においしいものはなかったのにこれは大きな様変わりだ。
 こんなことだから、帰宅して体重を量ってみたら2キロも太っていた。苦労して減量中のところだったのに。


写真1 夕方の札幌駅前の街路。足早に家路に急ぐ。


写真2 札幌ラーメン。味噌味。よく立ち寄る店だが、コクが少し薄くなったように感じた。

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