2015/07/31

神田川紀行:中之橋から華水橋まで

 大曲で大きく左にカーブした神田川は、そのまま西に向けて遡る。
 また、ここから神田川には100メートルおきくらいにちょくちょくと橋が架かっている。中之橋、小桜橋、西江戸川橋、石切橋、古川橋、掃部橋、華水橋(はなみずばし)と続く。小さな橋が多くて、掃部橋のような歩行者専用というものもある。
 両岸は引き続き文京区と新宿区である。また、両岸には出版社も多いし、トッパンの大工場が象徴的だが、小さな印刷所も数多く見受けられる。
 さして風情ある橋も見当たらないが、川岸や1本でも中に入った通りには気のそそられるような店をあちこちに見つけることができる。鰻、蕎麦、寿司などの老舗の名店からイタリアン、フレンチなどと小洒落たレストランもあるし、江戸指物の工芸展などもあった。
 そう言えば、このあたり、江戸川と呼ばれていた時代には桜並木の名所だったらしい。ただし、現在ではその名残はまったく見られない。ただ、神田川もこのあたりまで遡上すると幾分澄んできたようで、大きな鯉が悠然と泳いでいた。


写真1 小さな橋が続く。白鳥橋から上流を望む。


写真2 両岸には入ってみたくなるような店が見受けられる。写真は石切橋。


写真3 これは歩行者専用の掃部橋。

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