2015/03/12

溶接学会・日本溶接協会編『溶接・接合技術総論』

 600ページを超す大部で、溶接・接合技術に関する全体が把握できる構成となっている。
 また、本書は、日本溶接協会がISO14731/JISZ3410/WES8103に基づいて実施している溶接管理技術者認証のためのテキストとして位置づけられ、10年前に刊行された『新版溶接・接合技術特論』の後継書である。
 新刊にあたって、溶接・接合技術に関する最新の知見が盛り込まれたほか、溶接品質に関しますます高まる国際的動向も踏まえた内容となっているのが特徴。
 構成を見ると、溶接法および溶接機器、金属材料と溶接性ならびに溶接部の特性、溶接構造の力学と設計、溶接構造物の品質マネジメントと溶接施工管理の基礎的各章のほか、応用として、鋼構造物の溶接設計と溶接施工では建築鉄骨、橋梁、船舶といったフレーム系構造物を、また、圧力設備の溶接設計と溶接施工では事業用発電ボイラ、圧力容器、常温貯槽、低温貯槽、配管・パイプラインといったベッセル系構造物について具体例を取り入れている。
(産報出版刊)


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