2015/01/05

2015年正月風景

 2015年の正月は、わが家では今年も嫁いでいた二人の娘が暮れからそれぞれ家族連れでやって来て総勢9人で迎えた。
 元旦はこれもわが家恒例で、年賀の挨拶を交わし記念撮影をしておせち料理をいただく。3人の孫たちはまだ幼いからとても賑やか。
 一休みした後は初詣に。お参りはこれも恒例で今年も浅草寺へ。
 今年の浅草寺は拍子抜けするほど空いていた。いつもの年なら参詣者の列は雷門をはみ出し公道へ長く続いているのだが、今年は待たずに雷門から入れた。雷門は仁王門にあたり、例年なら雷門までだけで数十分もかかるところ。
 雷門からは仲見世が続く。この通りは両側に売店がびっしり軒を連ねていて人気があるのだが、通りは道幅が狭いので参詣者の列はのろのろとしか進めない。
 ところが、例年ならば雷門から仲見世が途切れる宝蔵門までだけでも小1時間もかかるのに今年は10数分でたどり着いた。しかも、例年ならば仲見世の通りに脇から入らせないよう規制があるのに、今年はそれさえもなかった。
 なお、宝蔵門は浅草寺にとって総門にあたり、「小舟町」と書かれた大きな提灯がぶら下がっている。ちなみに雷門の大提灯には「雷門」と書かれているから、俗称雷門と呼ばれるようになったものであろう。もう一つ付け加えれば、浅草寺のことは地元の人は観音様としか呼ばない。
 さて、宝蔵門をくぐると本堂である。お参りの列がびっしりと埋めている。しかし、これも今年はスムーズで、結局、雷門から本堂に上がるまでに例年ならば1時間はゆうにかかるところ今年は15分ほどだった。毎年元旦に同じような時間にお参りしているのに今年はどうしたことか、異変といえるほどだった。
 理由の一つには、今年は曇天ではなはだ寒かったということがあったかもしれない。大晦日までとは打って変わった天候となった。ただ、参詣者の列に混雑はなかったが、浅草寺の門前町としての浅草の賑わいは例年通りだったように思われたから人の流れはよくわからない。
 元旦を除いてほぼ毎日いつもの通り散歩に出ていたが、2日の朝はことのほか寒かった。この頃は夜が明けて白々としてくるのは6時半頃。この時を待って家を出るのだが、太陽が昇ってくるのは6時50分頃。
 この日は快晴無風だったいつもの公園に人の姿は少なく、池にはびっしりと氷が張っていた。霜が降りた路面は踏むとざくざくと小気味よいほどに大きな音がした。
 2週間ほど前に咲き始めた蝋梅がほぼ満開となっていた。近づくと甘ったるい香りを漂わせていた。
 また、すぐそばで椿が大きなつぼみを膨らませていた。もう2週間もすると咲き始めるかもしれない。そうすると、例年ならば春になって咲く花だから今年は随分早いということになる。
 梅も芽吹いていたし、樹木の営みを見る限り、今年の年末年始は寒いと感じていたが、実際には春は早いのかもしれない。


写真1 今年は比較的空いていた雷門の様子。記念撮影ができる余裕があった。


写真2 仲見世の賑わい。雷門から宝蔵門まで約200メートルほどの参道。


写真3 大勢の参詣者が押しかけた本堂。

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