2014/12/17

真岡鐵道そしてJR水戸線

 真岡鐵道は、茨城県筑西市の下館駅から栃木県茂木町の茂木駅を結ぶ、旧国鉄の真岡線を転換した第三セクター鉄道である。関東平野の北東部を南北に走っている。
 この真岡鐵道にこのたび乗ったのだが、それも12月6日土曜日と13日土曜日と2週も続けて。2週も続けてなぜに? それはもちろん久しぶりに真岡鐵道に乗りたかったというのが第一だが、なぜそういうことになったかということについては、いささか説明がいる。
 実は、そもそもは烏山線に乗りに来ていて、どうせ同じ方面だしこの際真岡鐵道にも乗りたかったのだが、幸い、その終着駅烏山から真岡鐵道の市塙駅へバス便があったのだった。
 ところが、烏山線にはバッテリー電車に乗りたくてやって来たのだが、肝心の電車がバッテリーの故障とかで12月6日土曜日は運行していなくて、それで13日に再挑戦したのだった。
 それで真岡鐵道にも二度も来る羽目になったのだが、それも一様ではない。
 つまり、前週の場合は、烏山駅で乗ったバスが間違い。市塙駅行きではなく、県境を越して茨城県に入るというとんでもない方向違いに乗ってしまったのだった。それもそのバスの終点に着くまで間違いに気づかなかったというドジぶり。
 それで、そのまま再び烏山駅に戻ってきたのだが、市塙駅行きのバスは本数が極端に少なく次まで3時間待ち。それで仕方なく結局は烏山線で戻り、宇都宮、小山、下館と経由して真岡鐵道真岡駅に至ったのだった。
 そして二度目の今週は烏山駅でさすがに失敗もなく市塙駅行きに乗車できたのだった。乗車時間約30分。それでやっとたどり着いた真岡鐵道。以下は6日と13日と2日がかりの乗車体験。
 真岡鐵道真岡線は茂木駅から乗車すると、真岡、益子を経て下館に至る。全線41.9キロ、約1時間15分の道のりである。なお、茂木駅には転車台があったが、これはSL運行にとってはいわば必要不可欠の施設。
 沿線は終始田園地帯で、右窓に遠く那須連山が見える。また、下館が近づくと筑波山もかすかに望めた。
 途中、中心は鉄道会社名であり路線名でもある真岡駅。沿線随一の町で、ここにはSLキューロク館という鉄道博物館があって、蒸気機関車や、今やSL以上に珍しい車掌車などが展示されていた。前週に何が何でもとここ真岡にやって来たのはこの車掌車が見たかったからに他ならない。
 また、この真岡鐵道では毎週土曜日曜休日にはSL列車が運行されていて人気を呼んでる。日に2本も運行されている熱心ぶりで、大勢の家族連れでにぎわっていた。
 SL列車は3両編成だが、普通列車は1両のディーゼルカーだった。なお、SLに乗るには500円の特別料金が必要である。
 真岡を出てしばらくすると益子。益子焼の地元である。
終点の下館は、JR水戸線と関東鉄道常総線の乗り継ぎ駅。
 前週は小山から水戸線で下館までやって来ていたので、今週は水戸線を乗り継ぐべく下館から友部行きに乗った。水戸線は東北本線の小山と常磐線の友部を結ぶ路線で、全線が50.2キロ。
 途中、やはり焼きものの町である笠間などを通る。また、路線の大半は筑波山の北側を抜けているのだが、岩瀬、羽黒のあたりか、筑波山に最も接近していて、この水戸線から望む筑波山は、南側の常磐線からは裏側にあたるのだろうが、なかなかの秀峰で筑波山の魅力が一層増しているようだった。


写真1 SLキューロク館が併設されている真岡駅。


写真2 真岡鐵道で休日ごとに運行されているSL列車。市塙駅に停車中。


写真3 水戸線沿線から見た筑波山。羽黒駅付近で。

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