2013/12/24

冬の公園

 このたびの3連休は久しぶりにのんびりした。3連休があるとつい旅に出たくなるのが常なのだが、今回は大掃除をしたり本の整理をしたりして過ごした。男手の必要な大掃除は自分の役回りだし、日頃は家の中のことは顧みない自分だが、師走だし少しのことでもこれをやっておかないとこの先勝手ができないということになってしまう。
 休日の日課である朝夕の散策は欠かさずやった。
 早朝、といってもせいぜい7時頃だが、ピンと張り詰めた空気の中のウォーキングが好きだ。もちろん、家を出るまでは寒さに気持ちもくじけそうになるのだが、思い切って出てしまえば頬を切る冷たさもかえって気持ちいい。
 この時期、太陽は低い位置にあって、まるで秋の日の夕暮れのように長い影をつくっている。歩き出してしばらくしてやっと昇ってくるという感じだ。
 いつもの公園。朝の辛い季節だからか、散策している人の姿がいつもより少ないようだ。犬の散歩、ジョキング、ウォーキングなどと強制力のある日課としている人たちが多いように見受けられる。
 ただ、寒いとはいっても、いつもの年と比べて格別に寒いわけではない。ほぼ例年並みであろう。
 日中の公園。穏やかな日和で、陽だまりを求めてやって来たような人たちがくつろいでいる。
 二胡の演奏を行っている人がいた。独特の音色が遠くまで聞こえていた。楽器の演奏を行っている人は少なくなくて、この日は見かけなかったが、トロンボーンやオカリナなどを吹いている人もいて、こちらも楽しませてもらっている。
 広場のベンチに座って読書をしている者、池の畔で鴨にえさをやっている人などと公園の風景も様々。
 この時期は木に咲く花は少ないが、ロウバイを見かけた。少し近寄っただけでもうツンとした香りが漂ってきた。その名の通り、黄色い花弁は透明感があって美しい。
 いつも散策には持ち歩いている手帳をくくってみたら、ちょうど1年前は12月10日に開花を目撃していたから、今年は少し遅いのかもしれない。もっとも、毎日観測しているわけでもないし、ここのところ出張が多くて休日の散策も滞りがちだったからあてにはならない。



写真1 品のある香りと透明感のある花が美しいロウバイ


写真2 陽だまりの池の畔で鴨にえさをやる老人


写真3 早朝だというのに太陽がまだ低い冬の日はまるで夕暮れのような長い影

お勧めの書籍