2013/12/11

Japan Welding Festa in Indonesia 2013

 ジャパン・ウエルディング・フェスタ イン インドネシア2013というイベントがインドネシアの首都ジャカルタで盛大に開催された。インドネシア溶接協会(IWS)と産報出版の主催によるもので、日本の先端技術をインドネシアに紹介しようというもの。
 12月10日、会場のサルタンホテルにはインドネシア各地から駆けつけた参加者でほぼ満員の盛況となった。対象は溶接技術者だが、参加者は事前登録者だけでも160人超となっており、最終的に延べ参加者数は200人近くに達したものと思われる。
 フェスタは、セミナーと展示で構成されており、まず、セミナーについては終日にわたって7件の講演が行われた。講演したのは、神戸製鋼、パナソニック、小池酸素工業、ダイヘン、日鐵住金溶接工業、日酸TANAKA、ナデックスの各社(講演順)。
 いずれも日本を代表する溶接企業であり、世界をリードする先端技術について最新の技術を講演した。なお、講演も含めイベントはすべて英語。
 なお、セミナーの冒頭、オープニングスピーチとしてIWSを代表しデディ・プリアディインドネシア大学教授と、日本側では私が代表してそれぞれ挨拶を行った。
 また、会場には展示スペースも特設されており、14社の日本企業がデモンストレーションを行って、参加者の関心を集めていた。各ブースでは熱心な商談の風景が見られた。
 インドネシアは、好調な経済発展を背景に工業化が急速に進んでおり、また、自動車工業をはじめ日本企業の進出も著しいところから、当然、溶接技術の導入に強い要求がある。
 こうしたところから、IWSでは、溶接技術の普及と向上に積極的な活動を多方面に展開しており、このたびのフェスタの開催もそうした一貫。
 溶接で日本を代表する企業が顔を揃えてセミナーを行ったのはインドネシアでは初めてのことで、それだけに参加者の関心は高く、熱心な聴講の姿が見られた。
 一方、産報出版では、世界とりわけアジア諸国における溶接技術の向上と溶接による交流を促進したいと活動を行っていて、その一貫として季刊の英文誌『WELDING PROMENADE』を発行しており、この地域での購読は電子版も含め5千部に達している。
 また、産報出版が日本溶接協会(JWES)と主催している日本の国際ウエルディングショーは、世界の先端技術が揃うところからアジアで最もエキサイティングなショーとしてアジア諸国の人気を集めている。
 これらの活動がこのたびのフェスタの成功に結実したものとの印象が強かったし、事実、IWSの幹部らは産報出版の実力について多大な評価を行っていた。
 なお、溶接技術者の育成については、JWESがIWSを支援して研修会を開催しており、JWES規格に基づく要因認証に向けた活動を行ってきている。


写真1 満員の聴講を集めて行われたセミナーの模様。


写真2 日本の先端技術を学ぼうと熱心な聴講


写真3 展示ブースでは、出展社と参加者との間で熱心な応酬が行われていた。

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