2013/12/02

晩秋?初冬?

 久しぶりの休日朝の散策。このところ朝がつらい。師走に入った昨日1日も凛とした空気で、もう6時も半過ぎだというのに快晴の空に太陽はまだ低く、吐く息は白くて、足下には霜がびっしりと張っていた。それでも歩き始めるとすがすがしさがすぐにいっぱいに広がってくる。
 季節は知らずいつしか晩秋から初冬へと移っていた。
 紅葉も終わりかかってはいたがまだ鮮やかな色合いを保っているものもあって、モミジやカエデが美しい。カエデの仲間だと思うが、アメリカフウが濃い赤色を鮮やかに見せていた。
 花はさすがにもう少なくて、かろうじてサザンカが咲き始めていていかにも冬の到来を思わせる。巽聖歌の歌にもある通り、木枯らしが吹くと落ち葉とサザンカを思い出す。
 サザンカの花は咲き始めがいい。花弁が幾重にも重なり合っていて、まるでツバキかバラのような花の形である。これが満開になってしまうと豊饒ではあるがややだらしなさも感じてしまう。もっとも、このことは花一般に言えることではあるが。
 花の色は様々だが、芯に近いあたりがほんのりピンク色に染まった白い色がいかにもサザンカらしくて好きだ。
 それにしてもサザンカとツバキはよく似てる。春に咲くツバキと花の咲く季節が違うからそれとわかるだけのことで、同じ季節に咲いたら見分けはつかないだろう。その上、サザンカとツバキの中間に咲く寒ツバキというものもあって、さらにややこしい。



写真1 鮮やかなモミジ


写真2 赤みと薄茶を帯びた黄土色とでもいったらいいのだろうか、微妙な色合いが美しいこれは杉の仲間か。


写真3 サザンカの花。

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