2013/11/18

ボストン

 14日からアメリカに来ている。今回はボストンからシカゴへと回る計画。
 ボストンへは成田からは直行便で約12時間。成田を出たのが14日の午前11時30分で、ボストンローガン国際空港に到着したのは同日の午前9時50分だった。時計を逆戻りさせたようなもので、日付変更線をまたぐのでこのようなことになる。だから、アメリカに来るといつでも時差の感覚がわからなくなる。時差はボストンでは14時間である。
 空港に降り立ったらとても肌寒い。気温は摂氏2度だということである。こちらは華氏表示だから、それなら約34度ということになる。
 ホテルにチェックインして旅装を解いた後、早速、街をぶらぶらしてみた。幸い、泊まったホテルはコープリースクエアという繁華街にあって、足で歩き回るにはちょうどいい。
 ボストン経済の中心のようなところで、街はとてもにぎやか。ポプラやカエデなどの街路樹がとても美しい。ただ、もう葉を落とし始めていて晩秋というよりも初冬といった風情だ。
 街ゆく人々もコートを羽織っていて冬の身なりだ。とくにこの日は快晴なのに風も強かったので体感気温は零下の様相だった。私もあらかじめコートばかりかマフラーに帽子や手袋も持参していたので何とかしのげた。
 広場を取り囲むようにトリニティ教会やボストン公共図書館が建ち並んでいる。ボストン公共図書館は1848年の創設でアメリカ最古の公共図書館なのだそうで重厚な建物だ。ちょっとのぞいてみたが、一般の者が自由に出入りできる雰囲気はさすがアメリカのものだ。蔵書数610万冊というのもすごいが、市立の図書館なのに分館が26もあるというのにはもっと驚く。
 こうした歴史ある建物と同居するように、この広場周辺には、ジョン・ハンコックタワーやプルデンシャルセンターなどと経済を牽引しているような超高層ビルも威容を見せている。
 このうち、プルデンシャルセンタービルの50階にあるスカイウォークという展望台からボストンの街を見下ろしてみた。
 360度の展望回廊となっていて、ボストンの街が一望に見渡せた。左手すぐ直下が大きな川でこれがチャールズ川。対岸はハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)などのあるケンブリッジ市街だ。
 正面にはボストンの港が見えるから、その手前あたりはボストン発祥の、つまりアメリカ建国の歴史的建造物が集まっている、いわゆるビーコンヒルという地域であろう。
 ちなみに、今、私が立っているこのコープリー周辺はバックベイと呼ばれている。
 なお、コープリースクエアはボストンマラソンのゴールとなっている広場で、今年4月の爆弾テロ事件は記憶にまだ新しいところだ。事件の被害は跡形もないようだが、公共図書館の窓ガラスも爆風で割れたということである。
 ボストン市民にとっては忘れがたい忌まわしい事件ということになるが、それも、地元ボストンレッドソックスが大リーグのワールドチャンピオンになったことですっかり癒やされたというような話である。
 また、ここにはコープリープレイスと呼ばれる巨大なショッピングモールがあって、大勢の人々でい賑わっていた。高級ブランドが軒を並べていて、レストランも充実している。
 ボストンといえばシーフードが有名で、とくにロブスターが評判。それで、早速、地元の老舗店というリーガルシーフードで夕食をいただいた。第1日目にしてはちょっと贅沢だったが、お目当てのロブスターにかぶりついた。
 大きさははさみの部分まで入れると50センチもある。胴体部分だけでも30センチはくだらないだろうし、胴体の直径も10数センチにもなろうか。
 これほど大きなロブスターは初めてで、新鮮だし味もいい。ロブスターにしては食べ応えがあって堪能した。


写真1 プルデンシャルセンタービルから眺望したボストン市街。


写真2 コープリースクエア。


写真3 リーガルシーフードのロブスター。ボストンの名物だけあって大きく味もよくて堪能できた。

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