2013/10/24
昨日23日は「自動車の軽量化を支える接合技術の最前線」と題するセミナーを聴講した。溶工振(公益財団法人溶接接合工学振興会)の主催。
この日のセミナーでは、鉄鋼とアルミの材料メーカー、自動車メーカーに加え溶接材料メーカーなどが最新事情を講演していて充実したものだった。
例えば、新日鉄住金高橋学氏「自動車向け鋼板高強度化の最前線」では鋼板の高張力化も自動車向けではギガパスカル化の時代に入っていると述べていたし、本田技術研究所佐山満氏「自動車におけるスチール/アルミニウム異種金属接合の事例」ではFSW(摩擦攪拌接合)によって異種金属の接合技術を確立したとのべていて、極めて印象的なセミナーとなってた。
この日のセミナーは時宜を得たテーマだっただけに会場は満員の盛況ぶりだった。また、溶工振が主催するこのセミナーには私も毎年参加させてもらっているのだが、よく練り込まれた企画であると同時に、これほどの内容に加え聴講が無料だし、セミナーの後には懇親会までついているという充実ぶりで、なるほ盛況ぶりがわかる内容となっていた。
写真1 セミナーの模様。
写真2 セミナーの模様。
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)