2013/10/21

バラの香り

 先週末は韓国出張から帰国して久しぶりに土曜日曜19日20日とのんびりした。手帳をくくってみたら、土曜日曜と両日を続けて休むことができたのは実に7週ぶりのことだった。
 土曜日はいつもの休日通り朝の散策を楽しんだ。
 近所の公園にあるバラ園が開園していた。ここのバラ園はいつもは養生のため閉じているが春と秋の年2回期間を定めて開園して一般に公開している。いつも同じような時期に開園しているのだが、今年は1週間ほど早いようだ。
 いつもは大勢の人々で賑わっているのだが、この日はたまたま早朝の開園直後だったためかバラ園にほかに人影がなくゆっくりと見て回ることができた。
 このバラ園は開園のたびに訪れていてバラは何度も見ているのだが、このたびはじっくりと見て回ることができたので一つひとつバラの香りをかぎながら見ていった。
 それでわかったこと。バラには香りの強いもの、弱いものなどと様々だということ。少し近寄っただけで香りが漂ってくるものがあれば、鼻をくっつけてもまったく香りのないものもある。
 一回りして香りがよく色と形の具合も良さそうなものを中心にいくつか選んでみた。
 「レディライク」。ピンク色。香りがとても強い。しかも花の形がバラらしく整っていて美しい。
 「芳純」。ピンク色で形もレディライクに似ているがこちらはその名の通り香りが豊か。花の形も優雅である。
 「ブルーライト」。名前とはちょっと違って藤色といってよいのだろうか。優雅な色合いで芳香を併せ持ったバラだ。
 いずれも香りは強いものばかりで、バラ特有のツンとくる、香水のような香りと言えそうで、結果的には花の形もいかにもバラらしい整ったものばかりだし、色具合も似たようなものになってしまった。
 ただ、もちろん香りの強いものがいい香りとは限らないのだが、強いものほど惹きつけられるようではある。
 ところで、バラの香りの程度は、その強さ加減によって強香、中香、微香などと分類できるようだが、私には香りの強さはある程度把握できるようにもおもうのだが、バラの香りの違いまではどうか。
 私の鼻の香りの違いをかぎ分ける能力はごく一般程度にはあると思うのだが、香りの微妙違いまでは到底わからない。それは訓練ができていないということかもしれないし、また、かぎ分けられたとしてもその微妙な違いを表現するボキャブラリーがない。
 考えてみれば、味については甘い、辛い、酸っぱいなどと誰でも日常的に表現することに慣れているのだが、香りとなると甘い香りとか刺激が強いとかは表現できてもどうしても語彙は少なくなるようだ。
 私は、花を見つけたときにはバラに限らず必ず花に鼻を近づけて匂いをかいでみることにしているのだが、花の香りや匂いについて表現することはなかなか難しい。
 中でもバラについてはどれも似たような香りに思え、微妙な違いまではわからない。


写真1 レディライク


写真2 芳純


写真3 ブルーライト

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