2013/10/17

ウエルディングコリア2013

 ウエルディングコリアが昨日からKINTEXで始まった。
 韓国産業大展(コリアインダストリーフェア)の一つとしてコリアマシナリーフェアなどと合同して開催されているもので、ウエルディングコリアとしては初参加。
 ウエルディングコリアは、韓国最大のウエルディングショーで、ここ数年来続けて韓国南部昌原市開催されてきていて、ソウルで開催されるのは2007年以来6年ぶり。
 今回は15カ国から120社が出展した。展示面積は350小間6500平方メートル。ウエルディングコリアとしては3年連続の開催でもあったし、韓国溶接業界の景気は底を這っているような低調ぶりという背景もあって、6年ぶりのソウル開催だったものの、例年の規模を若干下回っていた。
 初日の昨日16日は午前10時30分のオープン。初日ということもあってか、出足は今一つだった。
 会場を回ってみると、世界的メーカーもリンカーン、ミラー、メッサー、igmなどが顔を出していた程度で、それも地元代理店を通じた出品ばかりで迫力に欠けていた。また、例年ならば会場をリードしている日本勢も顔が見られなかった。
 そういう中で面白かったものをいくつか拾ってみた。
 DDAM。地元韓国の企業。現代重工に勤めていたエンジニアが起業した会社なそうで、自動化装置を中心に施工法を含めて自社開発を行っているということ。例えば、アルミの70ミリという極厚の突合わせ溶接を立向きで実演していた。細かなオシレートが特徴で、溶接速度は毎分20‐30センチということだった。電源は市販のもので、現代製やドイツのegmのものを使用していた。
 HANTOは、プラズマ切断機と自社開発のジグのシステムを出品していた。3次元の複雑な形状の切断に特徴があった。
 総じて、技術的には見るべきものが少ないというのが率直な印象だった。溶接ロボットもigm1社が出品しているだけだったし、溶接材料に関しては、地元メーカーは1社も出展していなかったし、初日ということもあってか、来場者が少なかったし、全般に盛り上がりにいささか欠けていたようだった。


写真1 ウエルディングコリアの会場全景。


写真2 DDAMのアルミ極厚の立向き突合わせ溶接の実演の模様。


写真3 HANTOのプラズマ切断システム。

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