2013/10/07

金沢市

 先週末金曜土曜4日5日と金沢市へ出張だった。
 金沢は3年ぶり。たびたび訪れているが、前回は真冬だった。金沢には季節ごとの顔があるはず。そのことを楽しみに少し早めに着いて市街を散策した。
 まずは兼六園へ。もちろん日本三名園の一つである。先月は岡山の後楽園にも行っているのだが、いずれも林泉回遊式庭園で、兼六園の特徴は、庭園として極めて整っていてかつ変化に富んでいることであろうか。つまり完成度が高いということにもなるが、松が極めて美しいということに加え、水が豊富でもある。後楽園のように大きな池はないのだが、効果的に曲水と呼ばれる池が配置されている。しかもここは丘の上に造られた庭園なのである。辰巳用水を引き込んだということだが、これは有名なサイフォンの原理を利用したということなのだろう。
 兼六園を見た後は橋を渡って石川門から金沢城跡へ。石川門は旧金沢城の数少ない遺構の一つで、白く輝いてる屋根は鉛瓦なそうである。
 この1週間で山形、秋田と続けて出張していてそれぞれに城趾を訪ねているのだが、山形城、秋田城と比べ金沢城は断然大きい。当たり前といえば当たり前だが、さすがに加賀百万石のお城である。しかも、金沢城趾は石垣が大きな規模であちこちに残っていて美しい姿を今に伝えていた。
 なお、この日は、この金沢城趾に接したしいのき迎賓館というところで北陸地区溶接技術検定委員会という地元機関の創立50周年という記念行事があったのだが、この建物は大正年代に建てられ石川県本庁舎だったところなそうで、これをコンベンション施設として利用しているということだった。
 すばらしいロケーション、そして風格あるクラシックな建物を現代に活かす。そういう発想がとてもうれしいこと。しかも、式典に引き続き行われた会食では、ジョルダン・ポール・ボキューズという人気フレンチのおもてなしまであり、金沢の歴史と文化の一端を体験することができたことは幸運だった。


 


写真1 林泉回遊式庭園が美しい兼六園


写真2 金沢城趾の石川門


写真3 しいのき迎賓館からみた金沢城趾の石垣

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