2013/09/24

ミュンヘン

 昨日23日月曜日ドイツから帰ってきた。10日間にわたる出張だった。初め、デュッセルドルフに宿泊しながらエッセンに通い溶接フェアの取材を行った後、帰途はミュンヘンに立ち寄った。フランクフルト発の航空便だったので少し足を伸ばしたつもりだったが、さすがにミュンヘンは遠くて、デュッセルドルフからICEで約5時間を要した。
 ミュンヘンは、ドイツの南部に位置しオーストリアに近く、国境を越せばインスブルックやザルツブルグにも近い。
 ミュンヘンは初めて。ドイツはベルリンやハンブルグなども含めて随分とあちこちと訪ねているが、ミュンヘンだけはこれまで機会がなかった。
 ミュンヘンはバイエルン公国の首都だったところ。中世からの建物が数多く残っていてなかなか美しい町。また、観光客も多くいつでも大変賑わっている。とくに、ミュンヘン中央駅からまっすぐに伸びてカールス広場から始まるノイハウザー通りはミュンヘンきっての目抜き通りで、土曜日などは身動きできないほどの人混みだった。アジアならともかくいくら賑わっていてもヨーロッパの都市でこれは珍しい。
 泊まったホテルが中央駅のすぐそばととても足の便がよかったので、あちこちとぶらついてみた。すると、ミュンヘンは市街中心部なら歩いて回れるサイズの都市で、トラム(路面電車)やUバーン(地下鉄)も発達しているのだが、それらを利用する必要もないほど。
 カールス広場には大きな噴水があって、カールス門からが旧市街。ミュンヘンの見所は大概このあたりに集まっているから歩き回るのにちょうどよい。また、ノイハウザー通りは広い通りだがいつでも歩行者専用で賑わっているから楽しくなる。
 通りに面して聖ミヒャエル教会などが並んでおり、すぐに新市庁舎に行き着く。ここは旧市街のへそみたいなところ。もっとも、新市庁舎といいながら、建物は古色蒼然としており、ネオ・ゴシック建築というからもう100年以上にもなるのではないか。85メートルもあるという高い時計塔があって、その時計は仕掛け時計になっているらしいが、残念ながら見る機会はなかった。
 ここからさらに足をほんの少し伸ばせばレジデンツ(王宮)で、バイエルン州立歌劇場なども並んでいるし、高級ブランド品の店が軒を並べているマキシミリアン通りとなる。
 ミュンヘンには3泊したので夕食も3回となったわけだが、郷に入れば郷に従えで、地のものを食べたいのは内外を問わず私の希望で、ミュンヘンでもドイツ料理やらバイエルン伝統の料理やらを楽しんだ。
 とくに、店ごとに独自の味を出しているビールは楽しみ。いわばミュンヘンの代名詞みたいなものだが、最初の晩に入ったヴァイセス・ブロイハウスという居酒屋は13種類もの自家製ビールを置いていた。メニューにはそのビールの特徴とアルコール度数までも表示してあるのだが、最初に1杯目はこの店の代表銘柄で、ごく普通のビールに思えた。度数は5.2%で、2杯目にもっと強いアルコールのビールをと頼んだら、これが度数は何と8.2だった。料理はソーセージの盛り合わせをいただいた。5種類のソーセージがあって、とくに白いソーセージはこの店の特徴のようだった。
 なかなか大きな店で、大きなテーブルが配置されている。私のテーブルは2組の夫婦と相席となった。私も含め5人がめいめいにビールを頼んだのだが、同じものを飲んだ人は誰もいなくてなかなか面白かった。

 


写真1 ミュンヘンのへそ新市庁舎前のにぎわい。


写真2 ヴァイセス・ブロイハウスの店内。


写真3 アルコール度数8.2%のビール

お勧めの書籍