2013/09/17

デュッセルドルフ、ケルン、ボン

 ドイツに来ている。
 成田から空路フランクフルトに飛び、フランクフルトからはドイツ国鉄の高速列車ICEでデュッセルドルフに入った。フランクフルトから約1時間30分。成田を出たのは14日の正午過ぎで、デュッセルドルフのホテルにチェックインしたのは9月14日午後8時頃(日本との時差は7時間あり、日本時間で15日午前3時頃)だった。
 15日は日曜日だったので、デュッセルドルフ市内と周辺の都市をぶらぶら歩いてみた。
 デュッセルドルフは、ドイツの西部、ライン川の下流、ノルトライン・ヴェストファーレン州の州都で、ドイツ経済の繁栄を支える国際商業都市である。多くの日本企業が進出していることで知られる。
 デュッセルドルフ中央駅から歩いてみよう。デュッセルドルフはこれまでに6、7回訪れたことがあり、おおよその見当はつく。中心部は歩いて回れるサイズの街だ。
 街の西をライン川が流れており、中央駅からそちらに向かって街は開けている。途中、ケーニヒスアレーという目抜き通りが南北に走っていて、小川を挟んで中央部分がグリーンベルトになっており、その並木道の両側が歩道と車道になっている。まことに美しい通りで、とくに東側の歩道沿いには高級ブランドの店が軒を連ねていて、この日は日曜日で店は休みだったのだが、それでも大勢の観光客で賑わっていた。
 ケーニヒスアレーの西側ライン川との間が旧市街で、中世の街並みが残っていてなかなか風情がある。また、ライン川に面したマルクト広場周辺にはドイツ料理の店やビアホールが集まっている。
 このうちの1軒に入ったのだが、アイスバインや、アイスバインと同じ部位であろう、豚のモモを骨付きのまま丸焼きにしたものなどをつつきながら、地ビールであるアルトビールのジョッキを傾けるととても味わい深いものだった。
 デュッセルドルフとは同じ沿線で、やはり同じくライン川に面したケルンとボンにも足を伸ばした。
 まず、ケルンはデュッセルドルフの南40キロに位置し、ICEならわずか23分のところだった。
 中央駅を降り立つと駅前には大聖堂がそびえ立っている。高さ157メートルもあるという尖塔が空を突き刺すように伸びていて、ゴシック建築の傑作と言われるが、それよりも私にはステンドグラスの美しさに目を奪われた。この街には10数年前に数日間滞在したことがあるのだが、街の様子に変化はないように見受けられた。
 次はボンへ。ケルンからさらに南に40キロほどのところ。言わずと知れた東西ドイツ統一まで西ドイツの首都だったところだが、ボン大学を中心にした小さな大学街といった印象だった。
 首都の名残を探したのだが、何も見つからないほどの静かなたたずまいで、この日はベートーベンの生家を訪ねた。
 現在は博物館になっていて、ベートーベンが使ったというオルガンや、数々の直筆原稿が展示されていた。また、デスマスクにはどういう事情か数種類があって、そのことに驚いた。


 


写真1 デュッセルドルフの目抜き通りケーニヒスアレーの通り。


写真2 ケルンの大聖堂。古色蒼然とした堂々たる建物。


写真3 ボンのベートーベンの生家。

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