2013/08/28

花から実へ

 春には花を咲かせていた樹木たちが、にぎやかに実をつけている。
 花を咲かせていたときにはその名前がわからなかったのに、実をつけてわかるようなこともあるし、逆に、花だったら名前がわかっていたのに、花が散ってしまったら実がついていてもわからなくなるような場合もある。
 その実も大きく膨らんで熟してくればわかりやすいのに、小さなつぼみの状態ではなんの実か判然としない場合もある。
 果物として栽培されているようなものはともかく、庭木だったり公園の樹木に紛れているようなものは余計わかりにくい。
 ただ、賢いのは鳥たちで、どの実がおいしいか、いつが食べ頃か、実によく知っているようで、甘い実が熟すと的確にさらっているようだ。
 カキやミカンなどはポピュラーな方でわかりやすいが、大きな木に少し赤みがかったブドウのような房をたくさんつけている木があって、調べてみたら桐の木だったりする。
 ザクロはついこの間花を咲かせていたのにもう実をつけている。こぶしくらいの実がざっくりと口を開けているから鳥たちにとっては格好の獲物になっている。それも食べ頃を見計らっている様子がうかがえる。
 もちろんこの先、花はおろか実も終わって、葉や樹影だけになるとさらに何の木かわかりにくくなるのだけれども。


写真1 ザクロの実。子どもの握りこぶし大。まだ口を開けていない。


写真2 キンカンの実。ピンポン球くらいの大きさ。近所にあり、日々色づく様子がわかる。


写真3 桃といってもこれはハナモモの実。これもピンポン球くらいでこれ以上大きくはならないようだ。梅の実にも似ているが、表面が産毛のような毛で覆われているから見分けがつく、

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