2013/06/28
昭和通りの右側を上野方向に歩いてYKK本社ビル(現在は新築工事中)のすぐ先にある。
御菓子調製所と名乗る和菓子の名店である。そもそもは根岸が本店で、秋葉原に店舗を構えたのは10数年前か。
名物は「こごめ大福」で、餅米とうるち米の餅に餡を包み入れてある。まるで黄金焼のようなかっちりした形が面白い。もちろん大福だから見た目のような固さはなくてつかめばやわらかい。餡は絶妙で、甘すぎず品がよいのもうれしい。餅にはヨモギ風味のものもある。竹で編んだ折りで包装してくれる。
「とらが焼」も面白い。ようするにどら焼きのことだが、表面が虎の皮の模様のようになっているのでこう名付けられたものであろう。餡は小倉が一般的で、季節によって空豆をすり込んだ餡もあって、これは鶯色をしていて季節感が感じられて美しい。
写真1 竹隆庵岡埜秋葉原店外観
写真2 名物のこごめ大福
写真3 名代とらが焼
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
価格:2,640円(本体価格:2,400円)
A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
B5判
258頁
ISBN:978-4-88318-060-8
価格:13,200円(本体価格:12,000円)