2013/06/27
先日の上海で感じたこと。
それは道路交通マナーがまるで自動車優先になっているということ。
横断歩道で信号待ちしていて、青信号になったからといって飛び出したら恐い目に遭う。右折車左折車が突っ込んでくるのである。歩行者を待つという習慣は全くないようである。つまり人間優先とはなっていないのである。
地元の人に聞いたら、「目を合わせたら負けだね。さすがに(自動車に)気がつかない人をはねていくことまでしないけど」ということらしい。
もっともこの頃では日本でも似たようなことが多い。
その一つは、若い人が年寄りにまず道を譲らないこと。とくに若い女性に顕著だ。
歩きながらスマートフォンの画面を見ながら歩いている女性が多いが、あれなど、まわりにわざと気がつかないふりをするために行っている行為ではないのかとさえ思われるくらいだ。つまり、相手に対する思いやりがなくて横着なのである。
お年寄りが相手をよけて、道の端に追い込まれている場面によく出くわすが、女性にしてみれば「女性ファースト」という気持ちでもあるのだろうが、やはり、世の中は「お年寄り優先」だろう。
とくに危険なのは駅のホームで、スマートフォンを見ていて他人の動きに気がつかない若者のせいで、お年寄りや身体の不自由な人などがホームから転落するという事故までおきているほどだ。
まあ、最近の若い者は、などと愚痴を言うようになったら歳をとった証左だとはよく言われることだけれども、嘆かわしいことには違いない。
写真1 上海の街路。(南京西路で)
写真2 大勢の人が行き交う東京の街路。(秋葉原の路上で)
写真3 危険がいっぱいの東京の鉄道の駅。(JR秋葉原駅で)
A5判
314頁
ISBN:978-4-88318-560-3
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A4
138
ISBN978-4-88318-063-9
価格:2,200円(本体価格:2,000円)
溶接学会 溶接法研究委員会
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258頁
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