2013/05/21

バラが満開

 バラが満開となっている。
 近所を散歩していてもバラを咲かせている家が多くて、垣根越しにのぞくことができる。ガーデニングにもバラは必須のアイテムだろうし、中にはまるで小さなバラ園のごときお宅も見かけることがある。
 また、いつも立ち寄る近所の公園にもバラ園はあって、先週はちょうど満開となっていた。例年なら5月も下旬に見頃を迎えるのが常だから今年は少し早い。
 バラは世界的にも好まれるようで、欧米の諸都市では観光地図にバラ園が紹介されている場合が少なくない。ヨーロッパでバラの歴史はギリシャ・ローマの時代にまで遡るというから古い伝統があるのだろうし、絵画などにも取り上げられているから馴染みは深い。それにしても、日本でもそうだが、庭園の中でなぜバラ園だけは独立した扱いになっているのだろうか。
 それはともかく、バラは日本人にも好まれる代表的な園芸品種だろうが、バラはどれほどの品種があるのだろうか。私には知識が全くないから見分けることができず品種の違いがわからないが、国内でもトップクラスのバラ園なら数千種にも上るというからすごい。
 近所の公園のバラ園には50種ほどのバラが咲いていた。ちょうど一斉に咲き誇っている時期でもあったので、大勢の人が訪れていた。
 一通り見て回ったが、それで気がついたこと。
 花は色合いが最も肝要なところだろうが、花にも大きさや形に違いがあるようで、ビロードのような濃い赤色で肉厚の花弁をした大輪ものや、小さな白い花をいっぱいにつけたつる性のものなどもあって、観察してみてみればそれなりに変化はあるようだった。また、香りも様々で、強い芳香を放っているものから、香りの弱いものなどがあったが、概してバラの香りはつんとくるものが多いように思われた。
 好みでいえば、バラは形としてはいかにもバラらしく花弁が幾重にも渦巻いているのがいいし、香りも近寄っただけで誘われるようなものが望ましい。
 なお、これは調べてわかったことだが、バラは日本でも万葉の時代から好まれていたのだそうで、日本原産種も3種類ほどあるということだ。また、バラはもとより和語だが、野いばらが転訛したものなそうで、漢字では薔薇(そうびとも読む)と当てる。



写真1 近所の公園のバラ園。ドーム型に植栽されたバラはフランソワジュランビルという種類らしい。


写真2 花の形がいかにもバラらしく整っているのがいい。レディライク。


写真3 カトリーヌドゥヌーブ。名前がいい。いかにもカトリーヌドゥヌーブらしい繊細さが感じられる。

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